毎年、夏の台風は、どう進路をとるのか心配ですよね。アクティブに過ごす夏だからこそ、台風は、早く去ってほしいと思うものです。さて、今回紹介するのが、「台風」と「コロッケ」の関係。ご存知でしょうか。
台風の時期になると、コロッケという言葉が、ネット上に登場してきます。いったい、台風とコロッケはどんな関係があって、まさか由来があるんでしょうか。
目次
台風とコロッケには由来があった!?
「台風コロッケ」という言葉、あまり馴染みがない言葉ですよね。
台風のようにいろんな具材が混じっているコロッケとか?と素人なりに考えてみましたが、台風とコロッケは、関係する由来が存在していました。
台風コロッケってなに?
実は、「台風コロッケ」という言葉があります。もう、深く考えずにそのまま「台風の日にコロッケを食べる」という意味になります。台風が来ると2ちゃんねるでは、「やばい!コロッケ食べないと!」なんて言葉が飛び交うそうです。
さて、この台風コロッケは、もともとは2ちゃんねるが発祥になるようです。一番最初に登場したのは、2001年の8月の台風のときだったようです。ネットからの情報だったことはびっくりですよね。
台風とコロッケの由来
先ほど紹介したように2001年の8月に台風11号が上陸したときに、2ちゃんねるに「【台風11号プバブーク】上陸秒読み実況スレッド14号」のスレッドが立っていました。そこに発信した「111番の方」がこう書き込みしたようです。
「念のため、コロッケを16個買ってきました。もう3個食べてしまいました」
という書き込みだったようです。台風が上陸するかもしれないという緊迫した状況の中でのこの唐突な書き込み。場違いながらも、気持ちがほっこりする内容だったんです。
このコロッケの書き込みに対して返信が多く、「コロッケが食べたくなってきた」というような書き込みが続々とされたようです。そこから、「台風の日はコロッケを食べる」というような流れに結びついていったという由来だったんですね。
2ちゃんねるでは常識になった台風とコロッケ
一人の方の発信により、その後も、コロッケに関する書き込みがどんどんされていったようです。「5個食べました」「近所の犬に1個上げました」。さらに「犬にたまねぎやるのはダメだから」というツッコミの書き込みがされてさらに盛り上がることになっていったようです。
そんなやり取りが何度かされて、そのうちにどんどん広がっていって、2ちぇんねるでは、台風コロッケが常識なっていきました。そして、現在もSNSなどで台風が来ると台風コロッケの言葉が飛び交うようにまでなったそうです。
台風コロッケが懐かしいと思う世代も
「台風コロッケ」という言葉を聞いて懐かしさを覚える世代の方もいるようです。2001年の頃は、そろそろインターネットが一般的になりつつあった頃で、今のような光回線ではなくADSLも多かった頃ですよね。NTTの光ファイバーもやっと有料で使えるようになったぐらいの時代です。
この時期は、インターネット教育などの通信教育を始めるところもあったり、「フレッツADSL」や「Yahoo!BB」などのADSLが事業を開始し始めた頃になります。
台風コロッケは2016年に15周年
調べてみると、台風コロッケは、2016年に15周年の記念日となったという言葉を目にしたんですが、15年も経つのかと感慨深げに思う方もいるようです。というのも、15周年では、Twitterのユーザーさんたちと、警視庁犯罪防止対策本部の間で「時が経つのは早いな」なんていう言葉がやり取りされたようですよ。
何気ない言葉から発せられた「台風」と「コロッケ」。発信した方も、まさかここまで続くとは思っていなかったんではないでしょうか。20周年になったら、その発信した方を探すとか、何かイベントがほしいところですよね。
まとめ
以上です。台風にコロッケを食べる理由は?と題しましたが、結果的には、別に理由があったわけではなかったということになりますよね。何気ない発信が現在も続いていることはびっくりですよね。ネットの中での常識として、これからも伝えられていくんじゃないでしょうか。
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