花火大会といえば、夏の風物詩ですよね。なぜ花火大会が夏に開催されることが多いかというと、花火は古来夏のお盆の時期でも特に送り盆の時期に、魂の鎮魂を目的としていたからです。送り盆は先祖達の霊を送る日になっています。
もともとは送り盆の日に美しい花火で先祖達の霊を送る目的があったのですが、今では各地で夏の一大イベントとなったとされています。
今回はそんな花火大会の中でも、びわ湖大花火大会について調べてみました。
びわ湖大花火大会は、滋賀県の琵琶湖周辺で行われている、1984年から続いている花火大会です。
水上スターマインの打ち上げなどでも有名ですが、毎年異なるプログラムを用意していて、そのプログラムにあった花火が打ち上げられることでも人気になっています。
有名なものだと、ポケットモンスターの花火の打ち上げなどがあります。
また、10号玉のワイドスターマインの打ち上げも、びわ湖大花火大会の目玉の1つです。
この花火大会の打ち上げ場所は、大きく分けて2ヶ所です。
1つが大津プリンスホテル沖、もう1つが大津港沖になっています。
花火の打ち上げ本数や、規模が大きいのは大津港沖の方です。
花火大会の打ち上げ花火本数は約10000本となっています。
とても人気がある花火大会のため、有料観覧席も大津港付近に確保されています。
花火大会当日の17時〜22時までは湖岸周辺道路の一部が歩行者優先道路になったり、一方通行の規制がかかる道路があったりと、周辺の道路にも大きな影響がでます。
また、電車の本数も大幅な本数増幅が行われます。
そんなびわ湖大花火大会は、地上からでなく、海上からも見ることができます。
2016年度には、豪華客船のミシガンと、ビアンカという客船が、花火大会のクルーズに使われていました。
次の段落からは、びわ湖大花火大会で乗船できるミシガンとビアンカの魅力についてまとめていきます。
ミシガン
ミシガンは、1982年の4月29日に就航を開始した、超豪華客船です。
ミシガンという名前は、滋賀県と友好姉妹都市になっている、アメリカのミシガン州との国際親善を祈念して付けられたそうです。
ミシガンは非日常をコンセプトに造られた船です。
例えば、船が後部パドルだけで航行する、絨毯やシャンデリア、ドアノブに至るまで、豪華な内装になっている、豪華な雰囲気のレストランで、多彩な料理が楽しめる、音楽に至るまで徹底してサービスを行なっているなど、他の船と大差がつくような特徴があります。
花火を楽しむ他にも、船の内装から雰囲気まで楽しめること間違いなしです。
一つ注意しておかなくてはならないのが、ミシガンからびわ湖大花火大会を見る際、申し込んだツアーによってはとても長い時間を拘束されてしまうということです。
前年度までの例ですと、レークウエスト観光が開催しているミシガンのクルーズは15:30に集合、23:10に解散となっていました。
ビアンカ
1990年1月16日に進水をしたビアンカは、ミシガンと同じように、琵琶湖における大型豪華客船です。
ミシガンはエンターテインメント主体としていますが、ビアンカでは贅沢で豪華な船の旅を楽しむことができます。
ビアンカの特徴は、琵琶湖ならではのクルーズを同時に楽しめるということにあります。
びわ湖大花火大会をビアンカに乗船して楽しもうと考えている方は、ツアー参加がおすすめです。
ビアンカに乗船し、フリードリンク付の洋食フルコースを楽しみながらびわ湖花火大会を観賞できるツアーなどがあります。
まとめ
関西の花火大会の中でも特に人気が高いびわ湖大花火大会では、花火の他に豪華客船でのクルーズも楽しむことができます。
是非クルーズも楽しんでみてください。
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