五月人形が決まって、家に届けばあとは設置していくだけですよね。でも、設置している途中で、設置の方法がわからないときも結構あって、パパさんとママさんとで悩んでしまうこともあるようです。
ひな人形も設置するときに結構悩みますが、五月人形もちょっとわからないところがあります。とくに設置する場所が右か左かで迷うのが弓太刀ではないでしょうか。
そこで、五月人形で飾る弓太刀について調べました。また、五月人形のちょっとした豆知識も紹介します。
目次
弓と太刀の基本的な飾り方
端午の節句のお祝いには、弓や太刀は必ずついてくるもので、健やかな成長を願うという意味では欠かせない飾りものです。大切な飾りものなので間違わずに飾りたいですよね。まず、「弓」は、向かって左側に飾るのが正しいです。「刀」は、向かって右側に飾ります。
これは、刀の鞘(さや)を左手で押さえて、右手で抜くという形からきています。また、刀を設置するときには、鞘(さや)を下にした状態で飾る方が多いようですが、正しいのは、刀の鞘(さや)は上に向け、刀の柄(つか)は下にするのが本来の飾り方です。
五月人形はいつごろ飾るものなの?
五月人形は、初節句なら3月20日の春分の日を過ぎたころを目安にして、遅くとも4月中旬の大安の日に飾ると良いとされているようです。
飾るのが大安の日とされていますが、配達をしてもらうなどに関しては、大安の日などにこだわる必要はありません。また、外飾りといわれる鯉のぼりも4月中旬ごろから飾るのが一般的なようです。
鎧や兜をしまうときに気をつけたいこと
弓太刀は、天然の羽根が使われているので、適宜防虫剤を入れたりすることはいいらしいのですが、鎧や兜には、注意が必要したほうがいいですよ。鎧や兜にはたくさん金属が使用されています。
金属は液体などによって腐食したり汚れがついたりすることがあります。特に注意したいのが、五月人形をしまって片づけるときです。
気を使って防虫剤などをたくさん使ってしまうと、化学変化で腐食することもあるようなんです。次の年に、いざ五月人形を取り出したら、汚れやカビが!なんてことにならないようにしたいですよね。
もし、しまいかたなどに不安があるようなときには、購入したお店などに聞いてみるのがいいかもしれません。
しまうときには手袋を!
しまうときには、手袋をすることをおすすめします。手の汗や油などが人形に染みつくこともあります。五月人形は、本当に繊細で精巧な細工がされています。
お子さんの健康と成長を祈願するものなので丁寧にしまいたいですよね。また、起こりやすいのがしまうときに破損させてしまうことです。しまうときに、軽く掃除をすることも多いと思います。
そんなときは、軽く毛バタキなどでホコリを落とすといいですよ。じかに掃除機などは使わないようにしましょう。
いつしまうのが本当なの?
五月人形を片づける目安は、季節の節目の意味を持つ節句から、5月5日のこどもの日を過ぎてしまうと、飾っておく意味が薄れてしまうということから、遅くとも5月中旬頃までにはしまってしまうのが本来のようです。
また、地域によっては一年中飾っておくところもあるようですが、五月人形は細かな細工がされているぶん、ホコリが溜まってしまうと掃除がかなり面倒になります。なるべくなら、節句が終わった時点で早くしまったほうがいいかもしれません。
五月人形は天気の良い日にしまう
五月人形をしまうときには、なるべく天気の良い日にしましょう。6月に入ってしまうと雨の日も多くなり、湿気がある梅雨の時期になってしまいます。
湿気が出る季節は、カビなどが発生してしまうこともあります。天気の良い日で、なるべく湿気の少ない場所に収めるのがいいですよ。
まとめ
いかがでしたか。五月人形の設置やしまいかたなどを紹介しました。参考にしていただけると幸いです。五月人形を飾るときには場所もどこに飾るのか考えますよね。五月人形を飾る方角というのは決まったものはないので大丈夫ですが、直射日光の当たらないところがいいようです。
今のあなたにおすすめの記事