お歳暮と言えば、どのような物が思い浮かびますか?誰にでも喜んでもらえることを期待して送るのもお歳暮を選ぶときに大切にする気持ちですよね。しかし、相手のことを知っているとはいえ食べ物の好みを把握しているのかと聞かれたら答えられるでしょうか?

お歳暮として定番になっているものと言えば「ハム」だと思います。

どうして人気なのか、いつごろ贈るべきなのかなどについて注目してみたいと思います。

お歳暮と言えばハム?

お歳暮でおくるものと言えばハムが人気ですよね。どうしてハムが人気なのか、そもそもハムが定番になった理由はなんなのでしょうか?

ハムが人気の理由とは

ハムがお歳暮で人気の理由を考えてみましょう。最初に思い付くのは、やはり手軽に食べられることではないでしょうか?封をあけたら切り分けるだけで食べることが可能です。

ハムによっては様々な味付けがされていたりしますので、そのまま料理の一品にも使うことができますよね。お歳暮をいただいたらやって来るのはお正月です。年始から手間をかけて料理するのも良いですが、ゆっくりと過ごしたい人にはハムは嬉しいおつまみにもなるのではないでしょうか?

お歳暮用のハムはブロック状であることが多く、日持ちもします。忙しい時期には何かと使い勝手が良いこともハムが人気の理由なのかもしれません。

お歳暮 ハム なぜ 理由

お歳暮にハムを選んだらいつ贈る?時期は?

お歳暮はいつごろ相手に贈る物なのか知っていますか?大体12月だということは知られていると思います。漢字からもわかるように、一年間の暮れに相手に感謝を込めて渡すものです。12月といっても中旬以降にするのが良さそうです。

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地域によっても差があるようですが、20日ごろまでを目安に届くようにすることが良いとされているようです。生鮮食品などはお正月に近いほうが喜ばれるとも言われますが、ハムは日持ちしますので通常のお歳暮を届けるタイミングで問題なさそうですね。

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なぜハムが定着している?

ハムがお歳暮の贈り物として定着した理由を考えてみるには、少し時代をさかのぼってみることが必要になります。どのくらい昔に戻ってみれば良いのかと言うと、だいたい大正から明治ごろだそうです。

この時代に起きたある出来事がきっかけとなり、ハムがお歳暮の定番になったと言われているようです。どのような出来事なのでしょうか?場所は現在の長崎です。ハムを作ることで有名だった一人の職人がいました。その人が、明治天皇に自家製のハムを献上したことが関係あると言われているのです。

この行動とお歳暮がどう関係あるのか直接は分かりづらいと思います。しかし、この行動によってハムの認識が変わったのも事実のようです。「天皇への献上品、なので高級であり貴重なもの」とされたそうです。

当時のハムはとても高くて、現在の価値にすれば一本のハムが8万円近いとか。このように高級であるからこそ目上の人に贈りたいものとして定着したのかも知れませんね。

明治時代にハムを1本買うことは、お米を一俵買うことと同じことになったそうです。現在では考えられない価格設定ですが、それでもハムを贈る習慣が生まれたことも時代の象徴かも知れませんね。

まとめ

年末になるとお歳暮が届くという楽しみもありますよね。中でもやはりハムは定番だと思います。どうしてハムなのか考えたことは無かったですが、理由を調べてみるのも面白いと思いました。

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