最近の日傘は、多種多様で、雨の日と兼用できるものからパラソル風の可愛らしいものからいろんな種類のものが出ていますよね。数年前までは、ここまで日傘を見ることはありませんでした。
さらに、昔ならこれほど見なかったであろう年配の方まで、まっくろのサングラスをしてカートをひく姿も見ます。夏の風景は、温暖化の影響もありどんどん変わっていきそうですよね。
さて、これだけ使われるようになった日傘ですが、実際使ってみると効果が実感できない、暑さの対策にならなくない?といった疑問を持っている方もいるようです。
目次
日傘は暑さ対策にならない?
最近の日傘は、深いタイプと浅いタイプがありますよね。浅いタイプは折り畳み式の日傘が多いです。
どちらにしろ、やっぱり日傘はしっかり暑さ対策にはなっているようですよ。
「傘」は、暑さ対策、紫外線対策には必須アイテム
日傘は、暑さ対策と日焼けの対策として使っている人がほとんどですよね。日焼けも気になりますが、直射日光の暑さがきつくなっている近年、暑さ対策でさすことを目的にしている方も多いです。
実は、紫外線をカットする目的、暑さ対策、どちらにしても、日傘でなくても「傘」であれば、適度に対策は出来ているそうです。ということは、雨傘でも紫外線から暑さまでちゃんと対策できるということになりますよね。
雨傘でも対応できるということは、やっぱり日傘は、暑さ対策、紫外線対策には必須アイテムになります。
雨傘だって紫外線カットでは負けない!
実は、雨傘にも紫外線カットの加工が施されているようです。雨傘には、雨をはじくように撥水加工されていますよね。この発行加工で使われているのが「フッ素系の薬剤」なんだそうです。この撥水加工に使われている薬剤は、紫外線をカットするという作用がちゃんとあります。
どれだけの紫外線をカットできるのか調べてみると「90%近い」紫外線カットできるようになっているそうです。
もし、外出先で雨から急な天気回復になったら、ちゃんと雨傘で対応できることになります。雨傘だって、紫外線カットには負けないってことですよね。
日傘で頭の表面温度は摂氏6度も下がる
ここ最近は、30℃どころか35℃以上になることも珍しくなくなってきましたが、それほど涼しく感じなくても、日傘をさすことでちゃんと日よけの機能は果たしています。
実際実験してみたところ、実際日傘を使った状態で頭の表面温度を測ると、摂氏6度も下がったとか。太陽があたっている場所で過ごすよりも熱中症の心配がぐっと減ることにもつながるようです。日傘をしている人と、日傘をしていない人では、感じる熱さがかなり違います。
木陰に入るほどの涼しさほどではなくても、直射日光にあたる「暑さ」はかなり軽減しているそうです。
アスファルトからの熱も暑い!
日傘であまり涼しく感じないと思っている方は、アスファルトからの照り返しで暑さを感じている方も多いのではないでしょうか。日傘は、直射日光からの日差しを多少軽減することができても、アスファルトからの熱だけは直接受けてしまうので、モワッとした暑さは感じられますよね。
こればかりは、アスファルト以外を歩くぐらいしか対処はできませんが、やっぱり日傘をさすのとささないのでは、まったく暑さの感覚が違います。
遮光率の高い日傘がベスト
日傘は、遮光率が高い日傘であればあるほど、木陰にいるような涼しさを感じることがでるんですよ。車庫率には、ランク分けされていて、遮光率が「99.99%~100%」の日傘を「遮光1級日傘」と呼びます。
遮光1級日傘は、まず光を通すことがないので、涼しく感じます。暑さ対策で日傘を選ぶなら、遮光1級日傘を購入しましょう。
ただし、注意点もあります。
ほぼ光を通さない遮光率の高い日傘をはずしてしまうと、急な日差しに目がさらされて、目の瞳孔が急激に収縮することで、目に負担がかかります。これは要注意です。目の疲れが気になるなら、遮光率の高い日傘はおすすめできません。
まとめ
以上です。日傘は本当に暑さ対策になっているかなどを中心に紹介しました。最近は、体感温度がマイナス10℃になるといった清涼日傘なども売られています。これから、どんどん夏が暑くなってきそうですから、暑さ対策をしっかりして熱中症の危険を回避したいですよね。
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