衣替えの時期は、洋服の入れ替えが面倒で、洗濯したものからしまってしまったりしませんか。自分の分だけならいいですが、お子さんの服からパパさんの服まで衣替えするとなると、結構大変ですよね。さて、今回は、衣替えの洗濯を中心に紹介します。
夏物は黄ばみができやすいですよね。その夏物を収納して、来年もまた着られるようにするには、しっかりと黄ばみを落とすといいですよ。
目次
衣替えの洗濯!夏物の黄ばみの落とし方のコツ
黄ばみをしっかり落とすには、ちょっと手間がかかりますが、収納前に落としておくと、来年は気持ちよく着られることになります。また、防虫剤を入れるときにも、効果が半減しないところに置きましょう。
夏物の黄ばみの落とし方のコツ
夏物から冬物へと衣替えをするときには、しっかり黄ばみなどを落としておかないと、来年に着ようと思ったら虫食いされていたり、カビになったり臭いを作る原因にもなります。
見た目は洗濯してあるのできれいですが、普通に洗濯するだけでは、シミをきれいに落とすことができません。
夏物の黄ばみの落とし方のコツは、
・残り湯を使わないこと
・洗濯機に入れるまえに、汚れの処理をしておくこと
・つけ置き洗いをすること
・酸素系表漂白剤を使う
になります。
それぞれのコツについても詳しく説明しておきますね。
残り湯を使わない
普段の洗濯では、お風呂の残り湯を使うのは問題ありません。ただ、衣替えのときだけは、お風呂の残り湯は避けましょう。
お風呂の残り湯には、人間の体から出た「たんぱく質」が入ります。たんぱく質などの成分が洋服についてしまうと、それが黄ばみや臭いを作る原因になるんですね。
洗濯機に入れる前の汚れの処理法
洗濯機を回す前に、衿やわきの下、袖口などについた「汗」や「皮脂」をしっかり落としてから洗濯をするのがおすすめです。それぞれの箇所に、おしゃれ着用の「中性洗剤」を薄めずに原液のまま、直接つけてください。
原液で汚れを分解させれば、繊維の奥の汚れも落としやすくなります。そして、少しなじませるように優しくもみ込んだら、その状態で「10分」放置しておきます。その後に、普通に洗濯をしましょう。
つけ置き洗い
洋服の全体的な汚れをとるには、「つけ置き洗い」をすると効果的です。やり方は、洗濯機に洋服を入れて、洋服がぎりぎり浸る程度に水を張っておきます。そこにいつも洗濯機で使う量の洗剤を入れて「1時間」放っておきましょう。そして、1時間後に通常の洗濯をします。
黄ばみは酸素系漂白剤
汗や皮脂でついてしまった黄ばみは、「酸素系漂白剤」を使いましょう。「酸素系漂白剤」色柄物の漂白にも使えます。こちらも黄ばみの部分に直接原液をつけます。そして「ぬるま湯」に15分から30分ほどつけておいておきます。その後、いつも通りに洗濯機に入れて洗います。
きれいに洗濯をしたらしっかり乾燥
きれいに洗濯して終わったら「しっかりと乾燥」させましょう。少しでも湿り気が残ったまま収納してしまうとカビの原因になります。なので、衣替えをするときには、お天気の良い日を選ぶのが基本です。
雨の日に洗濯をした場合、全体的に乾いてはいても、水分が残りやすく湿気を作る原因になります。また、湿気のあるときに洗濯物を干してしまうとニオイの原因を作ることにもなります。
防虫剤は衣類の一番上
収納するときには、来年に気持ちよく着られるように防虫剤を使う方も多いと思います。防虫剤は、「一番上」に置くのが正しい使用方法です。
防虫剤に含まれている成分は、空気よりも重いようなんです。なので、一番底に入れてしまうと、効果が半減してしまいます。
まとめ
いかがでしたか。夏物の黄ばみの落とし方のコツを中心に紹介しましたが、ここで手を抜いてしまうと、来年にがっかりしてしまうことになり兼ねません。ぜひ参考にして、湿気も少なくカラッと晴れた日になったら、しっかり洗濯をして乾燥させて収納しましょう。
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