今回は、大田区の大森大鳥神社の酉の市について紹介します。こちらの大森大鳥神社の境内はこじんまりとしていて、普段も静かにたたずむ姿を見せていますが、酉の市では、街中に人が集まってきて、これから来る冬の前の賑わいを見せてくれる酉の市になります。

大森大鳥神社の酉の市!時間は?屋台は?酉の市楽しみ方2018

周囲をビルに囲まれて、静かに人々を見守るようにたたずむ大森の大森大鳥神社は、地元の方にずっと愛されてきた神社になります。

大森大鳥神社の酉の市の日程と時間

大森大鳥神社の酉の市の日程や時間はまだ詳しくは告知されていませんが、

2018年(平成29年)は11月1日(木)、11月13日(火)、11月25日(日)が「酉の市」になります。この時期にやるかどうかは、もう少し待つ必要があります。また、開催時間は、例年、午前7時から24時まで開催しています。

場所:東京都大田区大森北1-15-12

最寄り駅:大森駅・大森海岸駅

大森の鷲(おおとり)神社は、日本武尊を祀って江戸中期より「武運・開運・商売繁盛」の神様として多くの人たちの信仰を集めてきた神社です。

毎年、11月の「酉の市」では、祭礼が行われて、お守りを結んだ縁起のいい「熊手」は、財宝をもたらして、熊手に添えられた「稲穂」は、「五穀豊穣」の恵みにあずかると言い伝えられています。

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大森大鳥神社の酉の市の楽しみ方

大森大鳥神社の場所は、JR大森駅東口駅前にある「大森銀座商店街」を抜けていくと、道路を隔てたところに「大森MILP商店街」にあります。普段は、この周辺もひっそりと静まっているものの、酉の市には、参拝者が長い列を作るほどたくさんの方が訪れます。

「大森銀座商店街」と「大森MILP商店街」には、100を超える露店が並ぶので、この露店を楽しみにして行く方もいます。大田区といえば、町工場もたくさんありこの日は近くの地元商工業者が集まってきて、待ってましたとばかりに熊手を求める姿が見られます。

そんなお客さんと熊手のプロとの間で、威勢のいいやり取りを見るのも楽しみ方の一つになります。熊手を求める方も、熊手屋さんとの掛け合い自体が縁起がいいもののように楽しんでいる感じさえしてきます。

最近は、町工場も壊滅状態とささやかれたりもしましたが、酉の市での人を見ていると、まだまだ大田区は頑張っているという印象を受けます。

大森 大鳥神社 酉の市 時間 屋台 楽しみ方 2017

熊手屋さんの「ヨヨヨイ、ヨヨヨイ」

せっかく酉の市に行ったら、熊手を求めたいところですが、こちらの熊手屋さんは、購入したお客さんに、熊手屋さんたちが「火打ち石」とともに、商売繁盛を唱えて「ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨヨヨイ、ヨイ!」と手締めを3回繰り返します。

これは、ずいぶん前にテレビで放送していた時代劇の掛け声で指で手締めをするシーンに似ているので、周囲の人は思わず笑ってしまうところですが、ここはちゃんと指ではなくて手締めをしてくれます。

この手締めは、やっぱり縁起を呼ぶような手締めに感じる方もいるようで、それ見たさに熊手を購入する方もいます。熊手は1,000円ほどからあるので、熊手屋さんの威勢のいい手締めを経験する上でも、購入してみてはどうでしょうか。

ちょっとした豆知識

もともと大田区は、「大森区」が「蒲田区」を編入して誕生した区になるので、大森エリアと蒲田エリアでは、微妙に府に気が違うところがあります。商業地としたら「蒲田」のほうが発展していて、「大森」は、品川区に近い住宅街の雰囲気があります。

そんな事情があって生まれた大田区も酉の市だけは、町全体が盛り上がるように下町情緒あふれるお祭りになっています。そんな街並みを感じながら酉の市を楽しむのもいいですよね。

東京は、どうしても賑やかな繁華街が表面に出てくるところがありますが、大田区の大鳥神社の酉の市は、下町の情緒でいえば江戸らしい雰囲気のある酉の市になります。

まとめ

いかがでしたか。大森大鳥神社の酉の市!時間は?屋台は?酉の市楽しみ方2018と題して紹介しましたが、参考にして出かけてみてください。大森大鳥神社の酉の市では、屋台がずっと並んで、ちょっと夏のお祭りを見るような雰囲気があります。今年の最後の屋台はここで満喫してもいいですよね。

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