今回は、七五三の絵馬について紹介していこうと思います。神社でご祈祷を授かると、「授与品」を分けていただけますよね。ちなみに、神社でのお札やご祈祷などは正式にいうと「分けて」いただくということになります。

授与品は、千歳飴からお札、お守りや絵馬、破魔矢などが一般的です。さて、これらの授与品は、そのあとどうしたらいいのでしょうか。

七五三の絵馬は、何を書くの?絵馬の処分はどうするの?

七五三でお分けしてもらった、ありがたいご利益を祈願した絵馬には、何を書いたらいいのか悩む方もいます。

絵馬には何を書く?

絵馬は、「祈願成就」のものとして「合格祈願」などが有名ですよね。この場合は、しっかりとした目標があるので書きやすいですが、それと七五三でも同じです。七五三は、お子さんの成長と健康で過ごせますようにといった意味合いがあります。

なので、そのままの想いの言葉を書くだけでいいんです。むずかしい言葉を使う必要もなく「ずっと健やかに成長できますように」なんて言葉で十分なんですよ。もしくは、お子さんに書いてもらうのもいいかもしれません。

現在、何かがんばっていることがあるなら、その意味を表す言葉でもいいんです。「勉強をがんばれますように」などの学業に関することでもOKです。絵馬は「祈願」です。本当の願い事を書いてみましょう。

七五三 絵馬 何を書く 処分

神社からの授与品はいつまで持ってるの?

神社からお分けしていただいた「お札」や「お守り」・「絵馬」・「破魔矢」は、一年が目安となっていて、神社でお祓いしてもらったり、お清めしていただいた神聖な授与品は、神社を離れると穢れるともいわれているようです。

神社でいただくこういった神聖な品は、持ち主の代わりに、災いなどや自分の身にかかわってくる「悪いもの」を身代わりになって受け止めるといわれています。

また、初詣でお分けしてもらう破魔矢などは、その年の「干支」が描かれていたり施されていたりしますよね。干支が描かれているものも、その年だけのご利益として、年を越すタイミングで手放すのがいいとされています。

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お守りも一年まで?

お守りは、そのご利益によっては、一生持っていてもいいのかもしれませんよね。本来の「お守り」は、大事なものとして肌身離さずに持ち歩いたといいます。ただ、お守りも、一年に一度神社にお返しするのも間違いではなく、どちらが正しいというような決まり事はないようです。

神社にお参りする機会があったときに、お守りを持ってお焚き上げなどをしてもらい、新たなお守りをいただいてもいいんじゃないでしょうか。

絵馬などの処分は?

絵馬などを含む神社からの「授与品」は、神社へ「返す」というのが一般的です。神社では、こういったご利益がある品については、年に数回お焚き上げをしています。神社によっては、「どんど焼き」で燃やすことも多いです。

あえて持って行くよりも、神社などに行くタイミングで持って行くといいかもしれません。一般的に初詣などで持って行く方が多いですよね。初詣で神社に行くと「納め所」といったようなお守りや絵馬などを納める場所があります。

そこに納めるのがいいです。そういった場所は、神社の一角に大きく場所を設けています。中をのぞきこむと、たくさんの絵馬や破魔矢にお札と入っているので、すぐにわかります。

逆に、こんなところに放り投げていいの?という感じになってしまうところもありますが、神社では、ちゃんとお焚き上げをしてくれるので、家で処分するよりもずっと気持ちが楽ですよ。

また、お守りなどと一緒に紙製のものではなく、燃やせないもので作られているものもありますよね。この場合は、神社によってどうやるのか違うかもしれないので、納める場所がない場合は、神社の受付で聞いてみましょう。

まとめ

以上です。七五三の絵馬は、何を書くの?絵馬の処分はどうするの?と、ちょっとした疑問について紹介しました。処分と書いてしまうと、ちょっと失礼のような気がしますが、家で捨てるようなことはせずに、いつのタイミングでもいいので神社に持って行くのが一番いいですよ。特にお子さんのことなので、神様にちゃんとお礼をしてお返ししましょう。

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