今回は、鎌倉で開催されるひな祭りのイベントを中心に紹介しようと思います。ひな人形は、平安時代の頃は、紙で作った人形を体をなでて穢れを落としてから、海や川に流すといった「流し雛」の風習があったようです。

そんな平安時代の風習のように歴史や文化を感じさせてくれるのが鎌倉のひな祭りになるかもしれません。

各地にひな祭りを行事のお祭りにしているところもたくさんありますが、鎌倉のひな祭りのイベントは厳かな雰囲気で始まりそうです。

鎌倉のひな祭りのおすすめのイベントは?

鎌倉は歴史もあり古いお寺や大仏様と、鎌倉の駅を降りたとたんに、一気にタイムスリップをするような独特な雰囲気のある場所ですよね。

そんな鎌倉でのひな祭りは、やっぱり古い歴史を感じさせるひな祭りのようです。

北鎌倉古民家ミュージアム

ひな祭りのイベントとして、おすすめなのが北鎌倉古民家ミュージアムの「おひなさま」です。5月末には、100種類以上のアジサイを楽しめることでも知れている場所です。北鎌倉古民家ミュージアムでは、日本最古の鎌倉出土のひな人形から、江戸時代のおひな様や、御所人形を楽しむことができます。

たくさんのひな道具や源氏の白旗・平家の赤旗にちなんだとする「源平のつるし雛」もなんともいえない雰囲気のあるおひな様になっています。展示数は100点以上となっていて、かなり見応えがあります。

鎌倉という歴史のある場所で、古くから伝わってきたおひな様には、ただただ見入ってしまうかもしれません。歴史や伝統などは、やっぱり行事そのものを表現してくれる、このようなひな人形で感じ取ったり見られるのはいいですよ。

また、古民家ミュージアムは、築100年以上にもなる福井県などの古民家3軒を移築して構築したそうです。そんな古民家の息づかいがところどころに感じさせる雰囲気があって、入り口付近で一度立ち止まってしましそうです。

場所は、北鎌倉駅から「明月院」に向かう途中の、道沿いにあります。駅を降りたら鎌倉方面へ「線路の左側」を歩いていきます。円覚寺を過ぎればすぐ左側に位置しています。

場所:鎌倉市山ノ内392-1

開催期間:2月上旬~4月上旬

鎌倉国宝館「ひな人形展」

厳かな雰囲気の中でひな人形をじっくり楽しめるのが鎌倉国宝館の「ひな人形展」です。場所は、鎌倉の有名なメイン観光地の鶴が丘八幡宮の敷地内にあります。なので、鶴岡八幡宮のお参りを済ませてから、「ひな人形展」へ行ってみてくださいね。

鎌倉国宝館での「ひな人形展」は、地味かもしれませんが静粛の中にたたずむ「ひな人形」には、歴史と平安時代に思いを馳せるような「ひな人形展」になっています。女の子の健やかな成長を祈り幸せを願って行われる「ひな祭り」は、その起源は平安時代までさかのぼるといわれています。

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さて、鎌倉国宝館の、ひな人形のコレクションは、ほとんどが江戸時代の作品であることが特徴のようです。それぞれのひな人形をよくみると、享保年間から大流行した「能面」のような顔立ちの「享保雛」などは、特徴があって、その時代の雛は今と違ってこんなに地味なの?なんて思いになります。

そんな歴史のある雛人形から、いろんな形式のひな人形が揃っていて見応えは十分です。それと、見どころがもう一つ。人形だけではなく、「陶器」などで成功に細工された「調度品」のミニチュアもかなり見応えがあります。ミニチュアが好きな人にもおすすめですよ。

また、2月下旬のひな人形展が始まる頃に、オリジナルの紙雛を作るイベントもやっているので、小さいお子さんがいるなら一緒に参加するのもいいかもしれません。

場所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1

開催期間:2月下旬~3月下旬

まとめ

いかがでしたか。鎌倉のひな祭りのイベントを紹介しました。北鎌倉古民家ミュージアム付近も鎌倉国宝館も観光地としても有名なところでもあるので、土日はどうしても混雑してしまうかもしれませんが、どちらのひな祭りのイベントも、鎌倉ならではの雰囲気があって古都鎌倉の良さを改めて感じるイベントになっています。ぜひ行ってみてください。

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