今回は就活生へ向けたゴールデンウィークの過ごし方です。企業から学生さんに至るまで混乱を招いた就職活動の前倒し。
2018卒の学生さんから、選考開始が8月だったものを6月に前倒しされることで、今までと違った就活になりそうです。6月ということは、その前の月の5月の連休は大事な時期になりそうですよね。
就活中のゴールデンウィーク
就活生にとっては、ゴールデンウィークは、今までと違って大切な時期になりそうです。3月からスタートし始めた就職活動を思い出して、修正したり改善をするなどの見直しをするべきかもしれません。
たとえ、優秀とされる学生さんでも、応募書類の通過率となると80%までということです。そうなると、20%が書類選考を通ることができないことになります。
もちろん、企業が本来求めている人物像とは違うことから、書類選考が通らなかった可能性もありますが、ほとんどの応募書類が通らなかったときは、履歴書や自己紹介書、エントリーシートを、このゴールデンウィーク中にしっかり見直して修正する必要があるんですね。
去年の就職活動では、売り手市場とまでいわれていましたが、就活の時期が前倒しになったことで、就活生は時間との戦いとなっているようです。
たとえ出遅れてしまった学生さんでもこの時期ならまだリベンジの可能性はあります。選考が通らなかったことは、ネガティブになってしまいますが、ここで気持ちを切り替えられれば、まだ次があります。
就活は、基本的に内向きでは前にすすみません。どれだけポジティブに活動できるかもカギになります。
選考開始は前倒しでも、エントリーや会社説明会は変わらず
選考開始は前倒しされたといっても、エントリーや会社説明会などの開始月は変わらないようです。ということは、企業を選ぶ期間が2カ月短くなってしまうことになります。
それと同じくして、エントリーシートの提出期間も大幅に短くなっています。そのために、5月のゴールデンウィーク明けに、大手や人気のある企業のエントリーシートの提出締め切りが集中するとされています。
採用時期が遅くなるということは、企業側と学生がお互いの情報を充分知るだけの時間が短くなることにつながります。前倒しとなっても今までのように短期決戦という就活にはかわりはありません。
短い戦いになるので、失敗したからといっても、改善していくのもむずかしいものになります。
だからこそ、事前準備を怠らずにしっかりと準備して臨みたいものです。
プロの専門家にも相談
履歴書や自己紹介書は、この書類を元に一次選考をする企業も多く基礎資料にもなります。また、今は当たり前となった就職活動のエントリーシートも、企業側が実施する1次選考の一つであり自分の売りを前面に押し出す上でも大事なものです。
ゴールデンウィーク中に自己分析して見直したものを、早い時期に就活コンサルタントとしたプロに相談することをおすすめします。
相談するところは、大学のキャリアセンターでもいいですが、近隣の新卒応援ハローワークといった公の機関でも、無料で相談にのってくれるところもあります。
学生同士で意見を聞き合うよりも、社会人として経験豊富な方に相談したほうが、より適切なアドバイスがもらえます。
豊富な経験やエピソードは強み
ゴールデンウィークに履歴書や紹介書などを見直しながら、自分は学生時代になにをやっていたか、どんな解決のためにこのような努力をしたというようなエピソードをもう一度思い出してみましょう。
少しでもたくさんあった方が就活においても強みであり、より自分という人間を前に押し出すことにもつながります。長い時間話し合えれば、自分のことも企業のこともわかります。
でも、それが出来ないからこそ、履歴書やエントリーシートなどが存在しています。ゴールデンウィークは、そんな見直しの時間をたっぷりとってみましょう。
まとめ
以上です。就活生のゴールデンウィークを中心に紹介しました。履歴書や自己紹介書やエントリーシートは、自分を売り出す店舗の品ぞろえのようなものです。より多くの品物があれば人目をひきます。幅広く自分を企業に知ってもらうことはとても大切なことですよね。
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