夏は、海にプールにアクティブに過ごす一年で一番楽しい時期ですよね。ところで、プールの塩素で肌荒れするって知ってました?髪の毛がごわついたり痛むことは聞いたことがあっても、肌荒れを起こすのは、とても見過ごせませんよね。
そこで、ここでは、プールの塩素の肌荒れと、対策についてバッチリ調べました!
目次
プールの塩素から肌を守ろう
プールの塩素は、今さら肌荒れのことを言われても、幼稚園や小学校の頃から、塩素の匂いが漂うプールに入ってきたので「今さら」ですよね。それでも、塩素のことを知って、肌を保護したり予防できるなら対策はやっておきましょう。
プールの塩素は、家庭の漂白剤
プールの塩素と似た匂いものが「漂白剤」ですよね。あれが、まさに塩素になります。家庭で使っている漂白時と同じ成分になるんです。家で使うときには、薄めることはもちろん、手が荒れないように手袋をして使います。プールでは、体を覆うことはできないので、もろに肌が塩素にさらされています。
塩素はお肌の敵
塩素は、濃度が高ければ高いほど、化学兵器にもなる物質にもなるものです。塩素は、タンパク質をとかして壊してしまう物質です。人の肌はタンパク質でできていますよね。当然、塩素はタンパク質の「肌」を溶かして「肌荒れ」の原因作ります。まさに私たちのお肌の敵になります。
プールでたくさんの塩素が使われるワケ
プールには、不特定多数の人が集まって入るので、塩素を入れておかないと、「菌」が大量に発生することになってしまい、衛生的なプール環境ではなくなってしまいます。
ただ、消毒に塩素が必要ではあっても、塩素の濃度が濃くなれば、それだけ人の体に悪い影響を及ぼします。そこで、どのぐらいの濃度の塩素を入れるかはしっかり決められています。さらに、定期的に「塩素濃度」を測定することも義務付けられています。
室外プールよりも室内プールのほうが危険!?
プールでは、定期的に塩素濃度を測っていて、それほど濃度が高いわけではありません。もちろん、全員が塩素プールに入って肌荒れになるわけではないですが、肌の弱い体質の人だと、それが原因で肌荒れを引き起こすことは、十分考えられます。
また、塩素は、空気中に飛びやすいという特徴を持つ物質で、特に真夏の太陽の下では、より飛びやすいそうです。この特徴から、塩素を入れて時間が経っても塩素がプールに残りやすいのは、太陽があたる室外プールよりも「室内のプール」のほうが残りやすいそうです。
塩素の肌荒れの保護と予防に「ワセリン」
塩素から完全に身を守る方法は、まずありません。そういった商品もないようです。ただ、できる対処法として、プールに入る前に「ワセリン」を体に塗っておくと「保護」することができるようです。
ワセリンは、プールの水などで溶けることはなく、肌の上に一枚膜をはってくれる働きをしてくれるので、保護や予防には適しているとされています。
肌に保護膜を作るスキンケア用品もおすすめ
肌のケアで使われる「ボルダー」という肌荒れ、乾燥用に使うスキンケアがあります。これもおすすめですよ。プールに入る前によく塗っておくと効果を発揮してくれるそうです。
油が水に浮かないかな?と心配になりますが、ワセリンよりも、水仕事専用で作られているスキンケアなので、油が浮く心配もなく、肌に保護膜作ってくれるような感覚なので、ぜひ使ってみてください。
塩素を中和するビタミンCをつける
プールから上がると、ほとんどの人はシャワーを浴びると思いますが、シャワーは家に帰ってからと思う方もいるようですが、なるべくその場で流した方がいいようです。
そこで、おすすめなのが、塩素を中和してくれる作用がある「ビタミンC=アスコルビン酸の粉末」です。この粉末を水に溶かして肌につけてあげると塩素の影響を緩和してくれます。つけて終わったら、しっかりシャワーで落としましょう。
まとめ
以上です。プールで使っている塩素から肌を守る!塩素対処法!と題して紹介しました。ぜひ参考にして、今年の夏は塩素で肌が荒れないように対処してくださいね。また、プール上がりにシャワーを浴びたら、家に帰ってからのシャワーは、軽く流す程度にしておくと、肌に負担がかかりませんよ。
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