母の日は、どんな顔で喜んでくれるかと楽しみながら贈る方が多い中、実母が嫌いで母の日なんて考えたことない!なんて方も結構いるんですね。
そこまでの思いを持つまでにさせてしまった、母親の残念な態度や気持ちに考えさせられます。さらに、お母さんに母の日のプレゼントをして、見事に裏切られた経験を持つ人もいるようです。
さて、もう少しで母の日がきます。それに合わせて、ここでは、母の日と実母を中心に、子供との関係について書きますね。
目次
実母が嫌い!なのに、母の日に贈ってしまった!
まず、最初は、母の日をコンセプトで書いていきます。日頃、実母に対してよく思っていなかったのに、それでも、実家を離れてから、自分もいろんな苦労を経験していくことで、母親に対するありがたさを実感していくものなんですよね。
そう思えることが、成長の証なんです。もしくは、実家に住みながらも、働く苦労を知ることで母親に対する気持ちを見直して、母の日をしよう!と思います。
当然、母からの優しい反応を期待して贈っているでしょう。ところが、母の日のプレゼントをしたものの、そこで、まったく予想していなかった反応で裏切られるんですね。なぜこんなことになるのでしょうか。
子供は成長して大人になっても母親は変わらない
子供は、学校を卒業して社会に出ると、いろんな刺激を受けて気持ちも心も大人として成長していきます。今までは、実家にいて安定していた生活も、社会に出ればそうはいきません。
生きていく大変さや人間関係でもまれる中で、人を思いやる心が一層深まります。そうなると自然と思うのは、自分を産んでくれた母ではないでしょうか。母に感謝の気持ちが湧くのは自然ですよね。
一方、母親は、そんな子供の姿を「成長した証拠」と、喜ぶ気持を持たないところが問題かもしれません。母親ぐらいの年代になると、考え方自体にそう変化はあるものじゃないんですよね。
いつまでも子供扱いになってしまうのかもしれません。
母を嫌っても、慕情の気持ちが強くなることも
家にいて母親と接していた時には、嫌い!と思っていても、そこが血のつながりで、距離を置いた生活をしていると、母を嫌う思いが薄れてきて「慕情」が強くなることがあります。
きっと、母も同じ気持ちでいてくれる。もしくは、この気持ちを分かってくれると思ってしまうところが親子だと思います。でも、せっかく自分は母を認めたのに、やっぱりこの人は変わらない!
とそこから母への嫌悪感がますます募りますよね。こうなると、修復するのはかなりむずかしいのかもしれません。
成長した自分と、変わらない未熟な実母とのミゾは埋まらない
子供はいつか心も成長して大人になって変わっていきますが、母親は、よっぽど周囲の環境に変化がないと、なかなか気持ちが変わることはないかもしれません。
子供が母の日を祝うまでに成長したことを、推し量れない母親が、未熟であるとしか言いようがないです。大人へと成長した子供と、それを喜んであげれない母親。
一度ミゾができると、あとは広がる一方です。ここは、割り切る形で気持ちを収めるしかないかもしれません。
自分は自分
実母が嫌いだからこそ、周囲が「母の日」の話題で盛り上がるだけで反発を感じませんか。なぜ自分の母は普通の親でなかったのか。なぜみんなと同じように祝いができる母でなかったのか。
でも、自分の境遇を嘆くだけ嘆いたら、あとは、人は人、自分は自分という考え方で割り切れる力をもてるようになりたいですね。
母を嫌っても敬う気持ちだけは忘れない
これからも母を好きでいる必要もなければ、自分の成長をいつまでも認めない母とは、世間と同じような関わりを持つ要もありません。
ただ、それでも自分の命をこの世に授けた人です。敬う気持ちだけは忘れないようにしましょう。敬う気持ちを持てるようにならないと、本当の成長はないですよ。
まとめ
いかがでしたか。ちょっとむずかしいことを紹介してしまったかもしれません。誰かに何かを贈る時には、その人の喜ぶ顔が何よりものお返しになりますよね。母が、その気持ちに応えてくれなかったとしても、母の日を祝ってあげた自分をほめてあげましょう!感謝の気持ちを贈った自分の成長は、大人になった証拠ですよ。
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