母の日は、日本だけではなくもちろん他の国でも祝う行事です。中にはちょっと母の日の意味合いが違う母の日もあるようです。
ルーマニアでは、3月8日は母の日でなく、女性の日となっています。母の日とはまったく違いますが、贈る相手の年齢は関係なく、女性へ花やプレゼント渡す日のようですが、実質これが母の日になるようです。
さて、アメリカでは、母の日に球場がピンクで彩られるようです。
これも母の日恒例になっているようです。ここでは、そんな母の日に、野球場がピンクに彩られることについて調べました。
目次
母への感謝は国の違いは関係なし
日本では、毎年5月に第2日曜日が母の日としています。これは、母の日を作った、アンナ・ジャービスという女性が、母のアン・ジャービスが亡くなった後に、母を想い「母の日」を作ることを議会に訴えかけて、当時のアメリカ大統領がそれを承認し、5月第2日曜日を母の日として正式に定めたことが由来になっています。ルーマニアは3月でしたが、他の国はどうしているのでしょうか。
5月第2日曜日を母の日に定めている国
5月の第2日曜日を母の日に定めている国は、日本以外では、母の日を制定したアメリカです。
その他の国は、カナダ・デンマーク、イタリア・オーストラリア・ベルギー・ドイツ・フィンランド・トルコ、そして中国となっています。
イギリスの母の日は?
イギリスやアイスランドにも母の日はあります。母の日をする日は、イースターの「2週間前の日曜日」と決められているようです。
日本よりもかなり早い時期で2カ月ぐらい前の早いと3月21日から4月24日の間となっています。イースターは、春分の日の後で、最初の満月の次の日曜日と定められているようです。
母の日もイースターに関わるイベントとされていて、毎年その日にちが変わるようになっています。
3月21日が母の日の国も
国によっては、3月21日の春分の日を母の日にしている国があります。
それが、エジプト・レバノン・シリア・ヨルダン・クウェート・イエメン・アラブ首長国連邦です。
こうやってみると、それぞれ母の日の日にちは違いますが、母の日を祝う国がこんなにもあるんですね。
アメリカの母の日は球場がピンクで彩る
アメリカでは、母の日に球場のあちこちで、ピンクのものを身に着けた選手を見ることができます。プロの野球選手にとっては、強い体を授けてくれた母への感謝の気持ちを、ピンクのものを身に着けてお祝いします。
それだけではなく、選手たちは、SNSを含めた様々なところで母の日のお祝いを表現しているようです。
球団側もそんな選手たちが母親と楽しめるようなプレゼント企画なども催しているようですよ。
野球場で見られるピンク
ここ最近は、球場内で母の日にピンク色の野球用具を身に着けたり使うことが恒例になっているようです。それも、各野球メーカーも協力して、選手たちに、ピンク色のバットやスパイク、リストバンドなどを提供しているようです。
また、去年のシーズンから、ピンク色のユニフォームを母の日仕様として身に着けるようになったようです。
他の国はどんな母の日をしているの?
国を見てみると、日本同様にお花を贈る国が多いのがよくわかります。その中で、「菊」を贈る国がオーストラリアです。菊の花を贈るなんて、ちょっとびっくりしますよね。
また、おしゃれなのがフィンランドで、母の日にはミニバラを贈るのが一般的なようです。トルコでは、母の日にする合言葉があるようで、それが「母の日おめでとう」と言い合うようです。
プレゼントは、白い花束にするのが典型的な母の日の贈り物になっていたようですが、現在では、日本と同じで、花であれば色も決まりがなく、花と一緒に誕生日のプレゼントのように洋服を贈ったりする習慣になっています。
まとめ
以上です。母の日に、野球場がピンクに彩られることを中心に、それぞれの国の母の日について紹介しました。ネパールでは、お花ではなく、甘いお菓子や果物をプレゼントとして贈るようです。甘いものを贈るところも、日本とそれほど変わりはありませんよね。どこの国でも、母の日は大切にされているんですね。
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