母の日の次に来るのが、6月の父の日ですよね。もうだいたい何を贈るのが決められましたか。お父さんの父の日に贈ろうにも、海外に赴任していたりすると贈るのも大変ですよね。

海外にいるお父さんには、日本の父の日に合わせるのか、海外にも父の日があるようなので、海外の父の日に合わせるのか、悩みます。海外の父の日は、日本と違う国もあります。そこで、海外の父の日はいつなのかを中心に調べました。

 父の日!いつ?海外は?

父の日のプレゼントは、母の日と違ってバリエーションが選べませんよね。働いているお父さん、もしくは、すでに定年退職をしているお父さん。そのスタイルに合わせたものになるんでしょうか。

さて、日本の父の日はいつなのか。海外のそれぞれの国の父の日がいつなのか見ていきましょう。父の日を祝う国は、世界に65か国以上あるようです。

父の日 いつ 海外

 日本の父の日と海外の父の日

日本の父の日は、毎年6月の第三日曜日となっています。なので、今年(2017年)は6月18日ですよね。海外は国によって違います。まず、日本と同じ6月の第三日曜日に祝う国は、27か国あるようです。その中には、父の日の誕生の地のアメリカも含まれています。

・日本・アメリカ・中国・プエルトリコ・インド・イギリス・カナダ・チリ・コロンビア・コスタリカ・フランス・トルコ・スロバキア・ペルー・南アフリカ・シンガポール・ウクライナ・メキシコ・パラグアイ・キューバ・アルゼンチン・エクアドル・ベネズエラ・パナマ、となっています。世界で、一番早い父の日を迎えるのがセルビアやブルガリアです。セルビア=1月6日、ブルガリア=12月26日。

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 父の日が6月になったエピソード

そもそも6月の第三日曜日になったわけには、父の日が制定されることになったエピードに関係しています。ある南北戦争の現役軍人のウィリアム・ジャクソン・スマートという方がいました。ウィリアム・ジャクソン・スマートさんは、男手一つで、6人ものお子さんたちを育てていたようです。

アメリカワシントン州スケポーンで、そのお子さんのお一人、娘さんのソラノ・スマート・ドッドが、父の誕生月の6月に教会で礼拝をしてもらって「父の日」を作ってくれるようお願いしたようです。そして、翌年の2910年6月19日に父の日行われました。

6月19日は、第三日曜日だった

6月の第三日曜日を父の日にしたのは、ソラノさんが、お願いした父の日が6月19日は、その年の第三日曜日だったことが始まりようです。

その頃は、すでに母の日が制定されて、周囲に定着していた頃で、ソラノさんは「母の日もあるなら父の日も!」と嘆願したことで、父の日が実現しました。

その後、1916年に、当時のアメリカ合衆国第28代目のウィルソン大統領が、スケポーンを訪問し父の日の演説を行ったようです。そこから父の日が広まっていったようです。

 父の日の制定までの道のり

ソラノさんの「父の日」の提案は、確かに多くの支持を受けたようですが、必ずしもすべての方に受け入れられたというわけでもなさそうです。

当時のアメリカは、今のように女性も活躍できる場ではなく、議会は男性だけで構成されていたようなんです。そのために、男性には都合がよすぎる法律として懸念されて、すぐに父の日が制定されるまでにはなりませんでした。

なんと、ソラノさんがお願いをしてから、63年もの長い月日をかけて、やっと1972年に、当時のリチャード・ニクソン大統領によって正式に制定され、祝日として定められました。

父の日 いつ 海外 国

 6月の第三日曜日以外の主な国

台湾=8月8日。これはパパ=八八と発音に合わせたようです。

ブラジル=8月第2日曜日

ロシア=2月23日。これは、祖国防衛の日2月23日に、現役軍人や退役軍人に感謝するという日になっていて、父の日というよりも、男性の方に感謝するという捉え方になっています。

イタリア&スペイン=3月19日。カトリック系のイタリアやスペインなどの国は、「3月19日聖ヨセフの日」が父の日になっています。

ドイツ=4月3日もしくは6月2日になっています。これは、復活祭の39日後の木曜日にあたっていて、国の祝日「昇天日」になっています。

まとめ

以上です。海外の父の日はいつの日かを調べてみました。宗教に関連付けた国があるとこや、ロシアのように男性に対しての尊敬や感謝の気持ちが父の日というのも、興味深いですよね。さて、お父さんの赴任先の国の名前がありましたでしょうか。

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