七草は、独特な香りが好きな人もいれば、土っぽい青くささが苦手な人もいますよね。
特に子供では、苦手な子も多いのではないでしょうか?新しく迎える1年間の無病息災を願って食べる七草粥なので、できる事なら子供にも食べてもらいたいと思っている親御さんも多いと思います。
そこで今回は、子供にも食べやすい七草粥を調べてみました。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
目次
七草粥を食べる意味
まずは、七草粥についてです。
なぜ食べるようになったのか、無病息災を願うようになった由来はどんな理由かをまとめてみました。
春の七草の若葉を食べる
春の七草が、お正月の時期には若葉として新しく芽吹く時に摘んで、エネルギーを貰い健康を願います。
七草にはそれぞれ健康に効果をもたらすと考えられており、ハーブのような物であるとも言われています。
胃を休めるため
大晦日や元旦など、この時期には食生活が乱れたり宴会などでお酒を飲むことも増え、特に寝て過ごすことも多い為、数日続けて胃に負担がかかった状態が続きます。
そこで、胃を休ませてあげるために体にいい食材と共にお粥を作って食べるという事だそうです。
子供にも食べやすい七草粥
子供にとって七草の味や香りはあまり好まれるものではありません。
しかし、工夫ひとつで一緒に食べれるように変身させることができるのです。
細かくして味をつきやすくする
七草を細かく刻んで、味がつきやすくなることで七草の独特な香りを薄める事ができます。
味付けを変えてみる
味付けを子供の好きな料理のように変えるだけでも全然違います。
鶏ガラを使ってみる
いつもの塩のお粥に鶏ガラスープの素と醤油を加えて味を変えてみる
ラーメン風
鶏ガラスープとごま油を使ってお粥を味つけすることで、子供に人気のラーメン風味の七草粥に仕上がります。
お味噌で味付け
本来、薄味に仕上げる七草粥ですが、味噌の味の濃さを利用して七草の苦みや香りを隠すことで、子供にも食べやすい味に仕上がります。
リゾット風
コンソメやオリーブオイル、バターやチーズを使ってリゾット風にすると、乳成分が七草の香りを包んで食べやすくしてくれます。
一緒に作ってみる
子供も一緒に楽しく七草粥を作ることで、七草について学びながら食べる事に興味をもってもらえると思います。
まとめ
いかがでしたか?
大人でも苦手な人が多い七草粥ですので、子供は特に食べたがらないかも知れません。
しかし、せっかく1年の健康を願うお正月の料理なので、できることなら子供にも食べてもらいたいですよね。
少し七草の使い方を変えたり、苦手意識を取り除くために味付けを子供の好きな味つけにすることで食べられるようになる子もたくさんいます。
また、今ではスーパーなどで、七草がセットになって販売されていますが、可能であれば七草に詳しい人と一緒に摘みに行くのも良い食育になるかも知れませんね。
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