毎年梅雨の時期はジメジメとしてうっとうしいですよね。

日本列島に梅雨前線が停滞することにより長雨となり、時には水害をもたらすことにもなりかねないという心配な時期でもあります。

例年は6月上旬から7月半ば頃までの約1ヶ月半くらいの間になるのですが、今年の予想はどうなっているのでしょうか。

2018年の関東・甲信地方の梅雨入り,梅雨明けの予想など、梅雨に関する気になる情報をご紹介しましょう。

梅雨入り、梅雨明けってどうやって決められているの!?

梅雨入り,梅雨明けの情報は、気象庁がある一定の基準に沿って決めていますが、確定された日付ではなく『頃』をつけた表現になっています。

気象庁の予報用語集によると、

『梅雨・・・晩春から夏にかけて雨や曇りの日が多く現れる現象、またはその期間。

梅雨入り(明け)の発表・・・数日から一週間程度の天候予想に基づき、地方予報中枢官署が気象情報として発表する。

情報文には予報的な要素を含んでいる。

「梅雨入り(明け)の宣言」は使用しない。』とあります。【気象庁ホームページより抜粋】

天気予報などで発表される梅雨入り梅雨明けの情報は、各地方に設置されている気象台の観測結果と一週間程度先までの天気予報に基づいて決めていますが、その時点では速報値のような意味合いのものなので、『頃』をつけたり宣言のような形をとらないのですね。

確定値は9月に結果の再検討を行い決定されるようです。

気象庁の梅雨予想の関東の区分は何処!?

気象庁が公表している区分を調べると、『関東・甲信地方』に含まれるのは、関東地方(1都6県)である東京都,千葉県,神奈川県,栃木県,群馬県,埼玉県,茨城県に、山梨県と長野県を加えたものとなっています。

2018年!関東の梅雨入り時期の予想

気象庁が公表している過去5年間の梅雨入りデータは下記のとおりです。

201269日頃

2013610日頃

201465日頃

201563日頃

201665日頃

201767日頃

これにより、2018年の梅雨入りはだいたい62日から11日あたりの間になるのではないかと予想できそうです。

2018年!関東の梅雨明け時期の予想

こちらも気象庁の過去のデータを参考にします。

 2012725日頃

 201376日頃

 2014721日頃

 2015710日頃

 2016729日頃

 201776日頃

梅雨の時期は1ヶ月半近くあることが多いようですので、2018年の梅雨明けは715日から25日あたりになりそうですね。

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平年の関東の梅雨入りデータ

気象庁のホームページでは、過去の梅雨入り梅雨明けの確定値と今後の測定値を核にすることができます。

それによると、平年の梅雨入りは68日頃となっています。

平年の関東の梅雨明けデータ

同じく気象庁のホームページによると、関東の平年の梅雨明けは721日ごろとなっています。

関東の梅雨明けの過去最速と最長記録

最も早い梅雨明けは2001年の71日頃で、最も遅い梅雨明けは、1982年の84日頃でした。

その年の気象状況によって大きく差が出ることがわかりますね。

関東の梅雨の時期の特徴

関東の梅雨の時期は、継続的に雨が降り続くという特徴があるようです。

大雨による大洪水などの頻度は比較的低いのですが、一日のうちに降ったりやんだりということはなく、降り始めると一日中降り続くといった状態が続くといわれます。

まとめ

梅雨入りや梅雨明けの予報に反した天気が続くという状況も多いですよね。

その年の気象状況に大きく左右されるところもありますので、あくまで予報としてとらえた方がよさそうです。

今年は大きな災害がないことを祈りたいですね。

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