今回は、食べ物偏食を中心に紹介していきます。偏食に対しては、大人が自分自身で自覚していることもあれば、お子さんが偏食でママさんたちが苦労していることもあるんではないでしょうか。

偏食は、そもそも小さい頃からの食べ物との出会いが原因になっているようです。ここでは、そんな偏食のことについて調べてみました。

食べ物の偏食とは?食べ物の好きと嫌いの偏食

「偏食」という言葉は、私たちの日常の会話でもよく使われますよね。

でも、最近偏食という言葉の本来の意味を知らない方が多いようです。

食べ物の偏食とは

人は食べ物好き嫌いがあるのは、普通のことですよね。それぞれに好みがあるのは、人間としての当たり前のことだと思います。偏食は、極端に「好き嫌いが」がはっきりしていて、食べられる「食品」が限られていることを偏食といいます。極端にというのは、野菜が嫌いだから「まったく野菜」を食べないこと、逆では「野菜しか食べないこと」など、極端な好き嫌いの場合に使う言葉になります。

偏食はなぜ起きる?

大人でもある偏食ですが、なぜ偏食になってしまうのかの理由は、私たちが乳幼児の頃の経験に基づいていて、小さい頃に食べる物の種類が砂過ぎてしまったり、いろんな種類の食べ物を食べた経験がなかったりすることで、うまく食べ物に適応できなかったことが原因になるようなんです。

食べ物 偏食

子供の偏食じゃない好き嫌い

子供の好き嫌いで、例えば野菜でも、「にんじん」と「ピーマン」だけは食べられないけれど、他の野菜は普通に食べられる場合は、偏食とは言わないようです。

先ほども紹介したように、偏食という言葉が乱用されていることから「偏食」の言葉を使いがちですが、こういった場合の好き嫌いに対しては偏食とはいいません。にんじんとピーマンが食べられないようなお子さんの場合は、まだ、ニンジンやピーマンが「食べられるようになっていない」が正解のようです。

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 食べられるものは学習発達現象

食べ物を好きで食べられるようになるのには「学習発達現象」でもあって、食べる経験や学習効果で少しずつ食べれるものが多くなってきて、食品の嗜好の幅もどんどん広がっていくようです。

なので、もし、お子さんの好き嫌いに悩まされているなら、まだまだ可能性がありそうですよ。生まれてすぐは母乳などしか取り入れることができなかった赤ちゃんは、その後、いろんな食べ物と出会っていき食べる経験を積んでいけば、時間はかかるようですが、少しずつでも食べられるようになるそうです。

食べ物 偏食

食べたい欲求の前に強制しない!

食べるという行動については、食べたい!とうい食欲が伴う行動になるので、好奇心や探求心などもお子さんの心の発達に伴うのなんだそうです。なので、無理やりに「食べなさい」といっても、それは「強制」と感じるようです。

大人は、子供が食べたいという欲求が起こる前に、「これを食べもらいたい!」という大人の欲求で食べ物を与えてしまうと、子供は「強制的に食べさせられる」と感じると、心の発達から脳の発達にも影響を及ぼすこともあるようです。

小さいうちは、にんじにゃピーマンを食べることができないのは、まだ、食べられる時期になっていないかもしれなと捉えて、子供が食べられる食品の幅が少しずつ広がるような工夫をしてあげて、あくまで温かく見守ってあげるのがベストなようです。

大人よりも子供に好き嫌いが多いのは?

大人にとってはおいしいと感じる食品でも、子供は嫌いでまったくうけつけないこともよくありますよね。実は、味蕾(みらい)の知覚能力が大人と子供では二倍以上も違うので、食材に含まれている微妙な違いさえも、子供は敏感に感じ取るようです。

そのために好き嫌いが多くなる傾向にあります。また、ある調査によると、強い味を持つ食べ物であったり、複雑な味を持っている食べ物を「楽しむ」「堪能」できるようになるには、少なくとも10代後半以降になるようです。これは研究結果でもわかっているようです。そう考えれば、大人がすすめたものを食べないのも理解できますよね。

まとめ

いかがでしたか。食べ物の偏食を中心に紹介しました。料理が得意なママさんならいいですが、苦手だと大変ですよね。それでも小さい頃の食生活が大切なようです。がんばって作りましょう。

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