花粉症は、色々な症状が現われますが、鼻水が止まらないほど辛いものはありません。鼻用の肌に優しいティッシュを箱ごと側に置いて、一箱なんてあっという間に消費してしまいます。

昼間はマスクを外して鼻をかめば、その時はスッキリしますが、寝る時の鼻水には本当に悩みます。鼻をかんでから布団に入っても、次の鼻水までそうは持ちません。横になって寝ると、下にした鼻が詰ったり、鼻水が流れてきたりします。

鼻水と格闘しつつ、睡魔と戦いつつ、いずれは眠ってしまうのですが、完全に寝不足です。昼間は我慢できる鼻水ですが、夜の鼻水を何とかできないものでしょうか。調べてみたいと思います。

目次

鼻水とは何か

鼻水は、2つの成分からできています。

鼻の内部にある粘液

空気中のホコリ

2つの成分を詳しく

「鼻の内部にある粘液」が何からできているのかというと、「鼻腺や杯細胞から出る粘液」と「鼻の中にある血管から染みだす液」からできているそうです。

鼻腺や杯細胞から出る粘液

鼻腺と呼ばれる分泌腺や杯細胞という多列線毛上皮(胚細胞がたくさんある組織)から出る粘液

鼻の中にある血管から染みだす液

鼻の中にある血管から染みだす血漿と呼ばれる赤血球や白血球をのぞいた液

花粉症 夜 鼻水 眠れない

鼻水の原因

上記の3つが混じった時に、鼻水となります。

鼻水が出る仕組み

鼻水が出る仕組みは、次の4つが代表的です。

アレルギーが原因の鼻水
体の体温調整の機能のせいで出る鼻水
ウイルスなどを外に追い出そうとして出る鼻水
身を守るために出る鼻水

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鼻水対策

鼻水を止める対策を紹介します。寝る前に試してみましょう。個人差がありますが、試す価値はあるかと思います。

鼻を温める

鼻を温めると、鼻の血液の流れが良くなります。例えば、蒸しタオルなら湯気が「加湿効果」になります。

鼻の中に湿り気を与えることで、機能が低下していた鼻の粘膜を向上させます。

※蒸しタオルの作り方

濡らして軽く絞ったタオルをラップで包みます。
電子レンジ500W30秒ほどで、適温(約40度)に温まります。
火傷をしない温度を確かめて、鼻の上に置きます。

お茶を試す

お茶には、アレルギーを抑える成分が含まれています。中でも、「甜茶(テンチャ)」、「ペパーミント茶」、「ルイボス茶」は有効の様です。

鼻うがい

鼻うがいは、鼻の体液と同じ濃度の食塩水を使うことで全く痛みを感じずにすることができる様です。

食塩の濃度が濃すぎると、返って鼻の中を傷付ける恐れがあります。

塩分濃度が分らない人は、市販の「鼻うがい」の購入をおすすめします。

市販の薬を服用する

今や医薬品と同じ成分の抗アレルギー薬が出回っています。薬局(ドラッグストア)の薬剤師に相談して、試してみましょう。

花粉症 夜 鼻水 眠れない 対策

ツボを押して、鼻水をコントロール(5秒ほどの圧迫)

小鼻の上にあるくぼみ(骨と軟骨の境目あたり)鼻通(ビツウ)を押すことで期待できます。
眉頭のくぼみ(攅竹=サンチク)を押すことで期待できます。
両方の目頭の脇(晴明=セイメイ)を摘まむことで期待できます。
小鼻の脇のへこみ(迎香=ゲイコウ)を押すことで期待できます。
眉間(ミケン)(印堂=インドウ)を押すことで期待できます。
・・・など

頭をゆっくり振る

1)1度大きく深呼吸します。

※吸えるだけ吸って、吐き切るまで吐きだす

2)鼻を摘まむ
3)頭をゆっくり上下に振る

※往復かけて6秒くらいのゆっくりペース

4)辛くなるまで(3)を繰り返す。

爪を揉む

爪を揉むことで免疫力が上がるといわれています。揉む指によって、効果が違う様です。

爪の生え際を反対の親指と人差し指で、多少爪が白くなるまで押さえます。

時間は、1回に10~20秒、これを1日2回行いましょう。

痛みより気持ち良さを感じる強さにします。

親指:免疫細胞の活性化が期待できそうです。
人差し指:小腸の免疫細胞の活性化が期待できそうです。
中指:肝臓と深い関係があるそうです。
薬指:自律神経のバランス調整が期待できそうです。
小指:心臓や腎臓と深い関係があるそうです。

ペットボトルやボールなどを詰まっていない鼻側の脇の下に挟んで1分間待つだけで期待ができるそうです。

ブリーズドライなどの使用

市販品で、鼻の通気を良くしましょう。

腫れぼったくなっている鼻の内側を広げることで、鼻が楽になることが期待できるそうです。

部屋の加湿

部屋を湿気で潤すことで、鼻やのどが楽になるのはもちろんのこと、アレルゲンも押さえることができる様です。

まとめ

調べてみると、たくさんの方法が見つかりました。どの方法も通院前の自己対策です。日々忙しくて通院できない人には、どれも試す価値のある方法だと思います。調べによると、それぞれ自分に合った方法を見つけて、評判も上々の様です。「ツボ押し」や「爪を揉む」、または「ブリーズドライ」などなら、夜、横になりながらでもできる方法だと感じました。

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