テレビでもちょっとした話題になったのが、男性の日傘。ここ数年、男性用の日傘も売れていて好調のようです。どんな世代が使っているのか調べてみると、20代から40代と年齢層も幅広く、そのうちに当たり前になってくるかもしれませんね。

さて、日傘を効果的に使うなら日傘の色も選んで購入したほうがいいようですよ。

効果的な日傘の色

暑くなると日傘の売り上げが一気に上がる、近年の暑い夏。

白い色と黒い色の効果の違いというよりも、「紫外線カット法」が違うだけのようです。しっかりとした色を選んで効果が発揮できるような使い方をしたいですよね。

 日傘は、紫外線&太陽光をカット

まず、日傘について知っておきましょう。日傘は、紫外線だけをカットしているわけではなく、紫外線を含んだ太陽光もカットしてくれるものです。この太陽光はガンマ線から電波線の電磁波を含んでいます。

その中から地上に到達するのが、「可視光線」と「紫外線」になるわけです。さて、なぜ、太陽光が熱いのかは「赤外線」を含んでいる太陽光だから暑いんです。だからこそ、日傘をさすことで、効果的に「赤外線」をカットすれば涼しく感じます。

 日傘の白と黒は「紫外線カット法が違う」

ここで、より詳しく白い色の日傘と黒い色の日傘を紹介しますね。

白とは=「反射するから白く見える。」

黒とは=「吸収するから黒く見える。」

というものなんです。ということは、おんなじ日傘でも白と黒によっては、紫外線のカット方法が違います。

白い日傘=光を反射することで紫外線をカットする仕組み

ただし、すべての紫外線を完全にシャットアウトできるわけではないんです。それは、日傘の繊維から少しずつ洩れている紫外線もあるからなんです。

 黒い日傘=光を吸収することで紫外線をカットする仕組み

黒い傘は、紫外線だけではなく、赤外線も吸収してしまいます。これは日傘の黒だけじゃなく、黒い服を着ていても同じです。黒を着て熱く感じるのは、赤外線を吸収しているからなんですね。

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 目的別日傘の色

白と黒の違いがわかったら、今度は目的別に合わせた色を選ぶのがいいですよ。

地面からの照り返しは「黒」

日差しの暑さは頭上からだけではなく、地面からの照り返しも油断できません。

紫外線は上からだけではなく、地面からも襲ってくるんです!まず、アスファルトからの照り返しなら10%、砂浜からの照り返しなら最大25%にもなるようですよ!!もし、この照り返しを防ぎたいなら「黒」です。

白だと、照り返された紫外線が、傘の内側で反射して顔に浴びることになります。

日傘 色 効果

涼しさを求めるなら「白」

涼しさを求めるなら白い日傘がおすすめです。

黒い傘は、赤外線を吸収してしまうので、日傘の中はますます暑くなります。また、視覚効果もあって、白い色は涼しい色としての認識があるので、幾分涼しく感じるからです。

日傘の色よりも素材が大切

色の性質を先ほど紹介しましたが、日傘として使うならやっぱり「黒」がおすすめです。ただ、黒い色は、どうしても暑苦しいと感じますよね。ここ最近、日傘に注目が集まり、企業側もいろんな商品を出しています。

よく見かけるのが、白い日傘でも紫外線のカット率が高い素材の日傘です。値段は、1万円ほどもするのでかなり高いですが、現実、黒い日傘でも紫外線を完全にシャットアウトできるものでもありません。日傘の目的でもある日焼け防止などを考えると、やっぱり素材は選びたいですよね。

 日傘の内側は黒がベスト

日傘を選ぶ時には、外側は遮光性の高い素材の日傘で、日差しをシャットアウトして、内側は黒い色の日傘にするといいですよ。黒は、地面の照り返しを吸収するので、私たちの顔や体にあたる照り返しを防いでくれます。

まとめ

以上です。日傘の色を中心に紹介しましたが、参考にしていただけると幸いです。最近の日傘には、紫外線を99%以上もシャットアウトする優れものもたくさん売られています。その上に、赤外線もカットしてくれるので、日傘をさしていると涼しく感じますよ。今年は、ちょっと値がはっても、素材で選ぶのがおすすめです。

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