紅葉の時期にイロハモミジやオオモミジが楽しめる紅葉を見られるのが広島。広島の紅葉といえば、紅葉の彩りや色づきの良さで知られていますよね。
今回は、そんな広島の厳選穴場おすすめスポットの紹介と、それぞれのスポットの見ごろの時期を紹介します。ぜひお出かけの参考にしてみてください。
目次
紅葉の広島の厳選穴場おすすめスポット!見ごろの時期は?
広島市の周辺の紅葉は、だいたい11月上旬ごろから色づき始めて11月下旬ごろまで楽しむことができます。広島の紅葉はきれいなことでも知られているので、ここでは厳選した穴場と見ごろの時期を載せました。
宮島:紅葉谷公園
宮島の桟橋から約20分ところにあるのが宮島の「紅葉谷公園」。場所は弥生原生林の麓のところです。20分と少し歩きますがそんな疲れを忘れさせてくれるような紅葉の風景を見ることができます。
紅葉谷で人気なのが入り口にある「もみじ橋」。このあたりがここでのベストな撮影ポイントということもあって、橋を渡るまでは時間がかかることもあります。とはいっても、橋を渡り切ってしまうと、他の人気スポットと比べると比較的空いている場所になります。
なぜ、この場所が穴場になるかというと「宮島のもみじ祭り(11月下旬)」が、大聖院が中心だからなんです。この場所で混雑を避けるなら、宮島のもみじ祭りが終わった11月下旬以降がいいですよ。
前の日に雨が降っていたら、翌日の雨上がりの紅葉は、キラキラとしてきれいです。特に雨上がりの午前中は、人が少ないようなので狙い目かもしれません。
紅葉谷の見ごろ時期
紅葉谷の紅葉が色づき始めるのが11月上旬ごろからです。残暑が厳しい年なら、12月初旬まで見られる可能性があります。紅葉は、夏の時期の暑さも関係しています。
東区:不動院
東区にある不動院も紅葉を楽しめる穴場スポットになります。不動院の場所が広島市内の閑静な住宅街にあるということもあって人が少ないです。ここでは、紅葉のお祭りなどもなく、ライトアップされるようなこともないので、のんびり紅葉を見られるおすすめの穴場になります。
不動院は、足利尊氏が14世紀中頃に諸国に建立した安国寺の一つになります。境内には国宝の金堂もあり、歴史が刻まれる場所でもあることから、ここでの紅葉は風情も楽しむことができます。また、楼門から金堂までの参道の敷石は、広島の原爆投下時に旧陸軍東練兵場跡で被爆された敷石を使用していることもあって、厳かな雰囲気を感じることができます。
不動院の見ごろ時期
不動院の紅葉は11月初旬ごろから色づき始めて11月下旬まで見ることができます。
三原市:佛通寺
佛通寺の紅葉は、ライトアップされることもあって人が多いときもありますが、他のスポットと比べるとまだ人が少ないスポットになります。
佛通寺は日本屈指の禅道場としても知られている臨済崇佛通寺派の大本山でもあるので、観光で訪れる方もいます。
また、紅葉の時期は、特別拝観行われて本堂と佛殿の拝観ができます。
佛通寺の見ごろ時期
11月上旬から11月下旬(ライトアップ時間17:00~20:00)
尾道市:耕三寺
ここでの紅葉は、紅葉を見る前に「白い大理石の庭園」が目に飛び込んできてしまうかもしれません。こちらのお寺はちょっと現代的で、お寺の敷地内にあるエレベーターも驚きですが、エレベーターで登った先に白い大理石の庭園があります。
天気のいい日に訪れると、青い空と白い大理石のコントラストは、とてもお寺とは思えないような独特の雰囲気をもたらしています。また、重要文化財を含んだ数々の美術品が収められている博物館も併設されています。さらに、耕三寺では、もみじまつりも開催されます。
耕三寺の見ごろ時期
11月下旬から12月上旬ごろとなっています。
まとめ
紅葉の広島の厳選穴場おすすめスポット4選を紹介しましたが、参考になるようなスポットがありましたでしょうか。紅葉の時期にライトアップの紅葉を観に行くときには、少し肌寒い可能性もあるので、上着などは持って行ったほうが良さそうですよ。広島で歴史や文化を学びながら紅葉を楽しむのもいいですよね。
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