去年の梅雨の時期は、少し長かった関西と近畿地方ですが、今年どうでしょうか。関西でも梅雨明けの頃に雷雨になることも多いので、ちょうど梅雨明けのときには、気温が高いことと湿った空気が入りやすいこともあって、雷が発生しやすいのでしょうか。

今年はどうでしょうか。さて、梅雨入り梅雨明けは、梅雨の時期が近づくと気になりますよね。ここでは、今年の梅雨入りと梅雨明けは、関西と近畿地方の予想はどうなるのか調べました。

 今年の関西の梅雨入り梅雨明け時期はいつ?

関西や近畿地方は、太平洋側気候と日本海側気候、瀬戸内海式気候に影響されることでも知られています。とくに太平洋岸気候は、夏にたくさんの雨をもたらす気候です。

この気候の性質の違いで、関西方面や近畿地方への旅行は、注意が必要なようですよ。関西と言えばUSJがありますよね。梅雨の時期に行くときには天気予報をしっかりチェックしましょう。

梅雨 時期 関西

 梅雨入り判断のベースとなる5日間

気象庁の梅雨入り梅雨明けの日付は、9月に結果を再度検討して修正され、その後に確定して決まります。それを踏まえた上で、気象庁が発表している梅雨入り梅雨明けの時期には「頃」という言葉が使われています。

あくまでもこの時点では確定していないということですね。さて、梅雨入りは、天気の良い日が続いたあとに、雨が多くなり日照時間が少ない時期に入るまでのサイクルの時期が5日間あります。

梅雨入りの判断のベースは、この5日間の真ん中の日を梅雨入りの日にしています。それも、それぞれの各地の気象台が観測している結果や一週間後の中期予報などを鑑みた上で決めているようです。予報通りに実際に雨が降ったら梅雨入りになっています。

一方、梅雨明けは、中期予報で晴天が続くと予想された場合、実際最初に晴れた日を梅雨明けとしているようです。

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 今年の関西・近畿地方の梅雨入りはいつ頃?

まず、過去のデータを見てそこから今年の梅雨入りを予想してみましょう。過去1951年から2016年の関西での梅雨入りは、一番早い梅雨入りは1956年と211年の5月22日頃だったようです。一番遅い梅雨入りになったのは1958年の6月25日になります。

66年間の平均を見てみると6月4日頃となっています。データのグラフを見ると、年々梅雨入りの時期は早まりつつあるのが特徴です。一昨年の2015年は6月3日に梅雨入りとなっています。。

これらを含めて66年間のデータと近年のデータを見ると、関西・近畿地方の梅雨入り予想は、5月30日頃~6月10日頃と推定されます。

 関西・近畿地方の梅雨明けは?

今年2018年の関西と近畿地方の梅雨明けを予想すると、7月12日頃から7月25の間と予想されます。「梅雨入り予想」を66年データから見ていきましたが、同じく梅雨明けも過去66年分のデータを踏まえた上での予想です。

過去一番早い梅雨明けは1978年7月3日頃だったようです。一番遅い梅雨明けは、2009年8月3日頃となっています。平均では、7月21日頃となっています。こちらも例年、少しずつ梅雨明けが遅くなっている特徴があるようです。

また、関西と近畿地方の梅雨の時期が長くなっている傾向があるようなので、少しずつですが、長期化していることがわかります。

梅雨 時期 関西 地域

 関西の梅雨の特徴

冒頭でも紹介したように、関西でもとくに大阪・兵庫・和歌山の梅雨の時期は、雨量は少ないわけでもないのに、局所的な降り方をするのが特徴です。本来、関西は、特に大阪・兵庫・和歌山は、瀬戸内海式気候なので、年間を通しても天気が安定していて、全国と比較しても降水量が少ないほうなんです。

梅雨の時期が短いことと、台風の影響もそれほどないことから、水不足になることもよくあるようです。ところが、皆さんがよくご存じの六甲山で発生した積乱雲が、北部において大雨をもたらすようなことも多いです。

関東でも近年、局地的な大雨に悩まされていますが、日本の気候がどんどん変わっているのかもしれませんね。

まとめ

以上です。今年の梅雨入りと梅雨明けは、関西と近畿地方の予想はどうなるのかを紹介しました。最近の天気の傾向として、近畿を含んだ西日本の6月は、比較的曇りや雨が少なくて、降水量も少ない傾向にあるようです。雨が少ないことは、今後の生活にも大きく影響してきますよね。さて、今年の関西と近畿地方の梅雨はどうなるでしょうか。

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