今回は、誰もが知っているバレンタインの由来を中心に紹介していこうと思います。また、バレンタインには、本命チョコと義理チョコがありますよね。義理チョコの始まりや、ホワイトデーのことも気になりますよね。

そんなバレンタインにまつわることを調べてみました。

バレンタインはなんで女子から贈る?いつから?バレンタインの由来

バレンタインの由来には宗教的な意味合いがあります。それもかなり古い歴史があって、バレンタインの由来にはエピソードもあるようです。

バレンタインの宗教的な由来

バレンタインデーは、私たちの文化にすっかり定着していますが、実は、かなり歴史が古く、バレンタインの起源を調べてみると約1750年前のローマにまでさかのぼるようです。

バレンタインは、269年にローマ皇帝の迫害によって殉教したとされている「聖ヴァレンティヌス」に由来しているという説があります。269年の当時のローマでは、2月15日は豊作を祈って願う「ルペルカリア祭」という祭日になっていました。

2月14日はその「ルペルカリア祭」の前日で、若い娘たちは、自分の名前が書いてある「札」を桶に入れて、15日の祭りの当日になると、その桶から男たちが札を引いたんだそうです。

そして、札を引いた男と札の名前が書いてある娘が、お互い祭りの間のパートナーとしていたようです。これがその頃の習わしでした。そして、そのまま結婚までするのが一般的だったようです。

ところが、若い兵士の結婚に関しては、戦闘の士気が下がってしまうという理由で、若い兵士にはこの習わしは認められなかったようです。そんな中において、先ほど紹介した、キリスト教司祭の「バレンタイン」は、密かに兵士とその兵士の恋人をかくまって、結婚させていたようです。

この行為が公になってしまいバレンタインは捕らわれてしまうことになります。その頃のローマでは、キリスト教は「異端の宗教」として、それでなくても迫害されていました。

そのために、見せしめとして「ルペルカリア祭」の生贄として、祭りの前日になる「2月14日」にバレンタインを処刑します。そして、のちにキリスト教徒の間では「バレンタイン」が聖人として列せられて、処刑が行われた2月14日を「恋人たちの日」として正式名「セント・バレンタインデー」になったといわれています。

バレンタイン なんで女子 いつから 由来

なんで女子から贈る?

バレンタインデーは、女子から男子にチョコを渡す日として、本命チョコも義理チョコもほぼ定着していますよね。先ほどのバレンタインの由来を見ると、女子からチョコを渡すのは、なんとなくわかる気がしますが、実は、これにはまったく意味がないようで、もともとは、チョコ業界が考えた女子から男子への贈り物になっただけという話のようです。

私たちの中では、2月14日は、女子から男子に告白する意味と捉えていた方も多いかもしれませんが、単に販売戦略に私たちが乗せられていた、ということになりそうです。また、最近は、義理チョコも普通になりましたよね。

スポンサードリンク

これについても、単に意中の男子にだけ贈るチョコになってしまうと、販売戦略の面で考えると範囲が限定されるというところから、義理チョコの文化を定着させたということが本当のようです。ちょっとショックですよね。

バレンタインは、もっとロマンチックなエピソードが元になっているのかと思っていたら、ただ、購買意欲を引き出すための戦略だったということになります。ただ、そうだとしても、堂々と告白できるイベントとしてはいいタイミングであることと、チョコレートというアイテムを使って、自分の気持ちを表せるのも悪くはないですよね。

昔は、告白は男子からという根強いベースがありましたが、バレンタインがあるおかげで、女子も告白するイベントがあるのは、ポイントが高いですよね。

まとめ

いかがでしたか。バレンタインの由来を中心に紹介しましたが、参考にしていただければ幸いです。バレンタインは、友達同士で、もしくは家族の間で、また、夫婦や親と子供の間でと、少しずつ広がっていきましたよね。でも、いいコミュニケーションのイベントでもあるのでそういう意味でも歓迎するイベントではないでしょうか。

スポンサードリンク

今のあなたにおすすめの記事
スポンサードリンク