世界遺産登録と共に、ますます神々しさを放つ富士山。若い方でも、富士山を見ると「興奮する!」とまでいわせる富士山には、何かパワーがあるような気がしますよね。

富士山は、私たちの故郷のような原点のような、そんな気持ちにさせてくれる山のような気がします。近年、富士山に登る方がどんどん増えて、混雑予想なども出るようになってきました。さて、ここでは、富士山の山開きとその期間を中心に紹介します。

富士山の山開きの期間2018

夏になると、富士山に登りたい!と思う方がたくさんいて、平日でも時期を選ばないと結構な人出になるそうです。外人の方も多くなったということのようですね。

 今年の富士山の山開きから閉山までの期間

富士山の山開きの時期は、昔は、どのルートで登っても7月1日から8月末の2カ月としていましたが、世界遺産登録がされてから大きく変更になりました。今年2018年の山開きは、去年の同じになるようで7月1日と7月10日の二つのパターンになります。富士山が閉山する日は、すべてのルートが9月10日になります。

山開きの期間

山梨県側=吉田ルート:2018年7月1日~9月10日

静岡県側=富士見・須走・御殿場ルート:2018年7月10日~9月10日

お鉢巡りルート=2018年7月10日~9月10日

また、この期間に合わせて、山小屋の営業もされるので注意をしてくださいね。歩くルートがどこからかで期間に違いがあるので、事前にチェックが必要ですよ。

富士山 山開き 期間2017

 実際の山頂までの登山道開通日は?

もし、7月1日に山開きになったとしても、雪が自然に溶けてなくなっている状態ではありません。雪を自然に任せずに、ブルドーザーに雪をかきわけて、整備してから初めて通れる道になります。

過去の山の開通日を参考までに載せます。

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吉田口=2013年7月1日(月)・2014年7月1日(火)・2015年7月日(水)・2016年7月1日(金)

富士宮口=2013年7月8日(月)・2014年7月18日(金)・2015年7月10日(金)・2016年7月10日(日)

須走口=2013年7月1日(月)・2014年7月10日(木)・2015年7月10日(金)・2016年7月10日(日)

御殿場口=2013年7月1日(月)・2014年7月18日(金)・2015年7月10日(金)・2016年7月10日(日)

山梨県側では、山頂で7月1日に神事を行うといった伝統を重んじています。その理由から、この日の山開きを大切にしているようです。ところが、過去には、山開きはしたものの、実際の積雪の影響で、山頂付近のトイレの整備が間に合わず、携帯トイレを配ったり、なるべく山小屋でトイレを使うなど呼びかけて対応していました。

 積雪の影響で登りと下るルートは譲り合い

前章でも紹介したように、山開きされていても積雪によっては、いろんな支障があるようです。たとえば、登るルートは頂上までは除雪されていたものの、下山用のルートの方は、積雪の影響で閉鎖されていることもあります。

そうなると、登り用のルートを、登る人と下る人が譲り合いながら通行することになります。ルートには岩場もあります。岩場での交互通行は、かなり時間を要することにもなります。

また、雪がまだ残っている場合には、軽装備の人はここから先に上ることは控えてください、といった注意も促されるようです。山開きしたといえ現地で慌てることがないように、出発前に問い合わせをしておくと安心ですよ。

 富士山のベストなシーズンとは

富士山の山開きの期間がわかったところで、いつ頃登るのがベストなシーズンになるのか調べると、梅雨明けの7月下旬ごろから9月の上旬頃がおすすめのシーズンになるようです。

これには、天候の理由があって、山開きをしたすぐの7月前半だと、まだ梅雨の時期でもあることから、山の天気が崩れることが多いのが理由のようです。雨の日になる確率が多い時期なので、タイミングよく晴れた日を選ぶのも難しくなりますよね。

また、雨の日は、富士山からの景色も良くないことも理由の一つになります。そうなると、7月下旬がベストになりそうですね。

まとめ

いかがでしたか。富士山の山開きの期間2018と題して、富士山の山開きを中心に紹介しましたが、参考にしていただけるとうれしいです。冒頭にも紹介しましたが、山開きシーズンに入ると、特に混むのが週末のようです。ゆっくり登りたくても後ろがつっかえてしまうと急かされることもあるようです。なので、できれば、平日に行くのがおすすめかもしれません。

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