ハロウィンは、日本でもすっかり定着してきたものの、イベントとして楽しんでいるのはごくわずかの「大人」だけ?かもしれませんよね。ハロウィンの時期になると、あちこちでイベントが開催されますが、うんざりした思いで見ている方もいるようなんです。
何となく意味がわかると頷いてしまう方もいるかもしれませんが、ここでは、日本でのハロウィンの仮装が嫌われる理由について紹介します。
目次
ハロウィンの仮装が嫌い!その理由は?
ここ数年のハロウィンは、奇抜な衣装からリアルなペインティングも当たり前になってきましたが、全国の男女にハロウィンが好きかどうかの調査を行ったようです。調査人数は500人。
その結果では、77.4%もの人が好きになれないということだったようです。その理由は大まかに5つに分かれました。
第1位:単なる仮装パーティーだから
ハロウィンの行事は、もともとは子供を中心にしたい行事として行うイベントです。日本では、本来のハロウィンではなく、単なる仮装パーティーになっているということのようです。ハロウィンは、古代ケルト人のお祭りから発祥したものでヨーロッパの行事になります。
その趣旨は、秋の豊作を祈り、先祖の霊をお迎えしつつ悪霊を追い出すといった、宗教としての意味も強い行事です。現在は、子供たちが家を回ってお菓子をもらうといった、アメリカの行事としても定着しているものです。
ところが、日本では、子供が怖がって泣いてしまうような仮装やペイントを施して、もう仮装パーティーになっているところがあります。ゾンビまで出るのは行き過ぎ!といった言葉もあるようです。
第2位:商売に乗せられている気がするから
日本の行事と言えば、クリスマスやバレンタインがありますよね。この時期は「クリスマス商戦」「バレンタイン商戦」という言葉があるとおり、お店や企業にとっては一年の中でも稼ぎ時に入ります。
そんなところから「商売に乗せられている気がする」「お金を使わせようとしている」と冷静な目で見ている方がいるということです。都市の飲食店は、ハロウィンに、お客を呼ぼうとさまざまなイベントを開催したりとしのぎを削っています。
この時期のハロウィン効果は、企業の経済にはなくてはならない稼ぎ時になっているのかもしれません。実は、ハロウィンは、バレンタインを抜く経済効果があるとまでいわれているようです。
第3位:単に騒ぎたいだけな気がするから。
ハロウィンで仮装している人たちは、単にハロウィンの名を借りて仮装したいだけと冷たい意見もあります。「痛々しい」、「ハロウィンで騒いでいるやつらは、バカそうで中身がない連中ばかり」とかなり厳しい意見となっています。
これは、渋谷でのハロウィンにも理由がありそうですが、ハロウィンの本来の意味とはかけ離れて、単に騒いでいるだけという印象は、たくさんの人が思っているのかもしれませんね。
第4位:日本の文化には溶け込まない
そもそもハロウィンとしての歴史も浅いことと、日本の文化に溶け込んでないからという意見もあります。さらに、日本のイメージに合わないといった声もあったようです。
ただ、クリスマスも元はここまで定着していた行事ではなかったわけですから、あと数年もしたら、ハロウィンも日本に根付いた行事になっているかもしれませんよね。
第5位:我が物顔で占拠する行為が迷惑
ハロウィンのイベントは、ほぼコスプレパレードのようになるのはほとんどが都心ではないでしょうか。週末は、渋谷や六本木は、仮装した人でいっぱいになります。
それが当たり前のように占拠しているのがムカつく、といった声もあります。また、ハロウィンの群衆に巻き込まれて電車に遅れたなどの声もあるんですね。さらに、ハロウィンのときには、渋谷、六本木は行かない!といった声も。これが、ずっと受け継がれていくとなると、どうなんでしょうね。
まとめ
いかがでしたか。ハロウィンの仮装が嫌いな理由をベスト5と題して紹介してみました。毎年ハロウィンを楽しみにしている方もたくさんいますよね。今年はどんな仮装をしようか楽しく悩む方もいるんじゃないでしょうか。ただ、本来のハロウィンの意味合いだけは残したイベントにしてほしいですよね。
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