七五三の着物にするときに、被布を羽織りますよね。今回は、この被布の手作りを中心に、3歳の女の子の被布の着せ方を紹介します。被布の手作り?と聞いて驚く方もいるかもしれませんが、3歳の七五三はそれでなくても着物を嫌がるといいます。

ママさんの手作りの被布なら素直に着てくれるかもしれませんよ。

七五三の被布 男の子・女の子の手作り!被布の着せ方

被布と聞くと、何のこと?と思っちゃいますよね。被布は、着物に着る上着のようなものです。

羽織りに近いというとわかりやすいかもしれません。さて、まずは手作りに必要なものを見ていきましょう。

女の子の被布の手作り必要な物

被布を作るというのは、かなりハードルが高いと思いがちですが、被布自体はシンプルな作りになっているので、洋装のシャツを作るようなむずかしさはありません。ただ、しっかりと寸法を測ることが大切です。

・裁縫道具(縫い針、まち針、糸切りバサミ、メジャー、マーカーなど)

・布(生地)ポリエステルちりめん綸子など

・糸

・被布飾り(ネット通販で手に入ります)

七五三 被布 男の子 女の子 手作り 着せ方

男の子の被布(羽織)作り必要な物

次は、男の子用の被布作りですが、こちらもハードルが高そうと思ってしまいますが、実は、女の子の被布の造りとそれほど変わりません。作り方は同じで生地は、男の子用のものを選ぶだけです。

裁縫道具(縫い針、まち針、糸切りバサミ、メジャー、マーカーなど)

布(生地):ポリエステルちりめんや綸子など

被布飾り(ネット通販で手に入ります。)

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手作りはどのぐらいお金がかかる?

七五三の被布を作る上で、お金がかかるところは「布」になります。でも、生地は「ポリエステルちりめん」を使うとかなり安く作ることができます。さらに安くなるのが綸子です。それぞれの値段と被布飾りを紹介します。

□ポリエステルちりめん

ポリエステルちりめんは、無地と柄物では、無地の方がお安くなっています。無地はさびしいかと敬遠しがちですが、着物が柄物の場合は、被布を無地にするととってもメリハリがあって、おしゃれで可愛いものになります。無地のポリエステルの場合は「10cm=150円」ほどになります。

ただ、ネットで布の値段を調べてみると、10cm単位で売られているわけではないので、被布1着分の値段がどれぐらいのなるのか見ていきましょう。まず、3歳児用の被布を作るために必要な布は「4.1m」ほどのようです。

そうすると「150円×41」になるので「6,150円」ぐらいになります。

綸子(りんず)

生地を綸子にした場合は、ポリエステルちりめんよりもっと安くなって、「10cm=105円」ほどになります。なので、「105円×41」で4,264円になります。

被布飾り

被布飾りは、ネットでみてみるとだいたい1,000円から2,000円程。被布飾りを手作りするのもいいですが、それには、手芸店などを見て回るといいかもしれません。

あとは、糸などを購入することになりますが、全部で1万円ほどで作れそうですよ。

女の子の被布の着せ方

ここでは、「女の子の被布の着せ方」を動画で紹介します。被布の着せ方のコツとしては、帯を締めなくても大丈夫なので、ゆったり着せてあげるようにしてあげましょう。

3歳の女の子には、着物は喜んでもらえるのは最初のうちだけです。ずっと着ていると、とっても窮屈でぐずってしまうお子さんが多いです。なので、被布は動きやすいようにゆったり着せてあげるのがいいですよね。

ママさんが着付けをしてあげる場合は、お気に入りのビデオを見せながらやるといいかもしれません。男のお子さんもゆったり着せてあげるのは同様ですが、着物を着る女の子よりはそれほど窮屈ではありません。ただ、お守りをどちらにつけるか迷うか方もいるかもしれませんよね。

お守りは、ママさんから向かって「右側」につけてあげましょう。お子さんから見ると「左側」になります。

 

まとめ

以上です。七五三で着る被布の手作りを中心に紹介しました。被布を作るときの布選びは、かなり悩んでしまうかもしれませんが、女の子の場合は、着ている着物の柄や色合いを基本にして生地を選んでいくと、これだ!と思う生地に出会ったりするものです。楽しく悩んでみてください。

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