母の日は、子供が母を敬い慕い、日頃の感謝を込めて贈るとされていますよね。これが自分の母となると、一つのイベントとして母の日を贈ってあげることができます。
ところが、息子のお嫁さんから母の日をもらって当たり前と考えている姑がいるようで、母の日が近づくとそれとなく催促してくる姑もいるようです。
ときには、夫のスマホにLineやメールでの催促もあって、お嫁さんとしてはイラッとしてしまうようですね。そこで、姑と母の日を中心に書きました。
目次
お嫁さんと姑との温度差は、姑側に問題あり?
嫁姑問題は、時代が変わっても必ず話題になることですよね。でも、ネットなどで見てみると、お嫁さんの舅への不満はたくさんあふれているのに、姑の声が少ないと感じました。
それどころか、お嫁さんにこんなことをしてもらっています!など、嫁自慢のほうが多かったんですね。これは、お嫁さんと姑の間にはかなり温度差があるのかもしれません。
母の日を催促するのも、姑がお嫁さんに甘えるような気持で言っている可能性があります。ただ、母の日を普通に催促できる関係と勘違いしているところは、かなり息子夫婦に依存していますよね。
もし、姑に他に生きがいがあれば、息子夫婦にそれほど関心が向かないはずです。でも、ほとんどの姑は、新しい生きがいを見つけることなく、新たな嫁という娘を迎えて息子夫婦と孫に関心が向いてしまうんですよね。
姑の生きがいは舅に向かない
姑は、毎日せっせと子供のために自分を後回しにして子育てしてきて、子供が社会人になっても、独身のうちは関心を持って見守るように心も体もなっているんですね。
それが母性本能というものなのかもしれません。ところが、子供が結婚して所帯を持てば、もう完全に母親の出る幕はありません。
そうなると、自分の生きがいがそこでいったん途絶えるような気持ちになることが多いです。少なくとも空虚感はあるものです。その生きがいを夫である舅に向けてくれると、みんな丸く収まるんですが、そうならないんですね。
息子夫婦に関わることが生きがい
こんな話があります。50代の姑がSNSにハマってから、まったく孫や息子夫婦に関心がなくなったという話だったんです。
また、息子さんが結婚してから間もなくして、姑が犬を飼いはじめ、朝から晩まで犬の世話でそれが生きがいになり、息子さんが孫を連れて帰ってくると露骨にイヤな顔をするらしいんですね。
孫が、犬を触ろうとするので、それがストレスになるということなんです。どちらも、子供に代わる新たな生き方ができるようになったんですね。
こんなふうに、自分の生きがいになるようなものがなければ、自然と目がいくのは息子夫婦や孫に向いてしまうんです。それも歯止めがきかないところが面倒なところです。
催促することの何が悪いのかわからない姑
姑との間で何がイライラするかは、そもそも催促の何が問題なのかわからない態度にイラッとしますよね。でも、「母の日はできません!」と言ってしまったら、それからの関係は修復不可能になる可能性もあります。
催促されたことに反論してしまうとこっちはすっきりしますが、関係の悪化を考えると言えませんよね。姑との関係はある程度割り切りが大切です。
なぜなら、これが自分の母親なら、苦笑しながら母の日をやってしまうのではないでしょうか。夫の母だから腹が立つんですね。
母の日は、お世話になっているからこそやるもの
母の日は、日頃お世話になっている感謝の気持ちを込めて贈るものですよね。まったく世話になっていません!ということはないはずです。
息子さんと結婚したらそこから、間接的でも何かしらの世話になっています。催促されたらことにカチンときても、素直にどうぞと差し上げましょう。
それだけ、息子夫婦に甘えていると思って割り切ってしまうことで、自分の気持ちを収めるのが一番です。
不快に思っていることは間接的で伝えるようにする
できるなら、母の日を催促される前に渡すことでできれば一番いいですよね。もし、何らかの都合で遅れたりしたことで催促された場合は、はっきり遅れた理由を言いましょう。
姑は、前章でも書きましたが、生きがいを息子夫婦や孫に向かうと、周りが注意しても歯止めがきかないところがあります。
こちらが不快に思っていることは、間接的な言い回しで言っておいた方がいいですよ。だまっているとますますこちらの生活に口を出してきます。
まとめ
いかがでしたか。少しでも参考になっていただけるといいなと思っています。最後に、姑は、愛する夫のお母さんである前に、人生の経験を積んできた女性として尊重する気持ち、敬う気持ちだけは、どんなときも持っておきましょう。これは、姑との関係に限らず、人間関係を円滑にするための、最低限のルールですよね。
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