関東各地でいよいよ桜の季節が来たな~なんて思っている時期に、行われるのが「かなまら祭り」。毎年、神奈川県川崎市の「若宮八幡宮」にある金山神社で行われる、地元の方に昔から親しまれたお祭りです。

実はもともと、マイナーなお祭りなんですが、マイナーなのは、それなりに理由があります。ただ、ここ最近、外国人の方が訪れることになって、新たな賑わいを見せているようです。そこで、今回は、かなまら祭り2018と題して、今年のお祭りの詳しい日程などについて調べました。

かなまら祭り2018

かなまら祭りがマイナーなのは、実は、世界的にもかなり珍しい「男根」のモニュメントが祀られているお祭りだからなんです。ところが、それがあって、最近外人さんが物珍しそうにお祭りに訪れるそうですよ。ここでは、マイナーな詳しい理由と、どんな祈願ができるのか、そしてお祭りの日程を紹介します。また、見どころも載せました。

 マイナーなお祭りといわれる理由

先ほども書きましたが、「男根」のモニュメントが祀られる世界的にも珍しい神社になりますが、そのモニュメントは、全部で3本。木製でできている2本の巨大な「男根」のモニュメントと、鉄製でできている黒光りした「男根」のモニュメントが1本。

このモニュメントが鎮座しているそれぞれのお神輿が行進する変わったお神輿のお祭りなんです。だから、奇祭としてマイナーのお祭りになってしまっているんですね。

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 商売繁盛と性病除けの願いから始まったお祭り

かなまら祭りがどういった経緯で始まったのか調べてみると、これがかなり古く江戸時代に女郎さんたちが、「商売繁盛」と「性病除け」を祈願して始まったお祭りなんだそうです。

それがいつの間にか「子孫繁栄」や「安産祈願」、「縁結び」などを願うようになったそうです。さらに、最近は、「エイズ除け」の願いまで加わるようになったようです。

かなまら祭り2018の日程

開催日:2018年4月1日(日)

11:00~11:15 お火取祭

11:15~11:45 例祭

11:45~12:00 お神輿お霊入れ式

12:00~12:30 大根削り

13:00~14:30 面掛行列

15:00~16:45 地べた祭り

開催地:若宮八幡宮内、金山神社

住所:神奈川県川崎市川崎区大師駅駅前2-13-16

電話:044-222-3206

アクセス

電車を利用する場合

若宮八幡宮の最寄り駅=京急大師線の川崎大師駅下車、歩いて8分

京浜急行:京急川崎駅で大師線に乗換え

JR

JR川崎駅→京急川崎駅で大師線に乗換え

JR品川駅から京浜急行に乗換え→京急川崎駅で大師線に乗換え

JR横浜駅から京浜急行に乗換え→京急川崎駅で大師線に乗換え

車の場合

首都高速神奈川1号線「横羽線」・大師インターチェンジを下りて「右折」約1分ほど

お祭り当日は、交通規制が敷かれるので注意してください。また、若宮八幡宮付近には駐車場があります。

かなまら祭りの見どころといえば?

かなまら祭りの見どころといえば、「エリザベス神輿」が一番の人気になります。このモニュメントは、ピンク色に塗られた大きな「男根」のもので、ちょっと大丈夫なの?と思っちゃいますが、ユーモラスでいいじゃないかという声も上がっていて、なかなか注目されているモニュメントなんです!

若い女性が見るとなると、さまざまな賛否両論が湧き上がりそうですが、それはそれでこの祭りが注目されることになるんじゃないでしょうか。

 奇祭ならではの変わった屋台も

とにかく「男根」が飾られて、さらにお神輿まで出てしまうので、外人の方からニューハーフの方まで訪れて賑わうお祭りですが、屋台も変わったものが多いようです。

どこで作られたものなのか「男根」のデザインが入っているTシャツなどや飴などが売られていて、訪れた方は「シャレ」がきいていると、人気になって売れ行きがいいようです。お祭りというと厳粛なムードや厳かなムードが漂いますが、かなまら祭りは、明るくて楽しいお祭りのようです。

まとめ

いかがでしたか。かなまら祭りについて紹介しましたが、若い女性だとこのお祭りに行くのは結構勇気がいるかもしれませんね。このお祭りはあくまでユーモアの気持ちで行くなら、賑やかに友達数人で行くのがいいかもしれません。少なくとも行くだけで、話の種になりそうですよ!

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