今回は紅葉するときれいな樹木の種類と名前を中心に、一般家庭で植えるのに適している苗・低木などについて紹介します。
紅葉を自宅の庭などで楽しむ場合、庭木などの種類がよくわかりませんよね。変わった名前の木や、家庭で育てるとしたどんな低木がいいのでしょうか。
目次
紅葉のきれいな木の種類と名前!美しくない葉と庭に適する苗の低木
ここでは、紅葉のきれいな木を紹介しますが、モミジなどはいくら紅葉がきれいでも家庭の庭にはなかなか植えられません。
なので、一般家庭用向けの低木の種類を紹介します。また、美しくない葉の木もあるようです。
ドウダンツツジ
紅葉する樹木としては定番なのは「ドウダンツツジ」です。寒暖差が大きく開く時期になれば、鮮やかな色づきを見せるドウダンツツジですが、春にはきれいな花を咲かせます。
街路樹として植栽されていることもよくありますよね。紅葉のときは、茶色がかった紅葉になることもあるようです。
マルバノキ
雑木の庭などにつかわれる、少しマイナーなイメージのある「マルバノキ」は、日陰でも育つことができるというところが特徴の木です。
日向に植えてあげると、季節に合わせて、葉が赤や黄色、紫とバリエーション豊かに変化するので、そんな色の移ろいを鑑賞することができます。
ニシキギ
「ニシキギ」という名前は、紅葉の美しさを「錦」に例えて名づけられた木です。
紅葉の時期になるとあちこちの公園などでは、いち早く色づき始めて、人々の注目を浴びます。赤色が強い印象がありますよね。
コマユミ
「コマユミ」は、「ニシキギ」とだいたい似たような低木になりますが、違っているのが枝の形状です。
色づき始めるのが8月頃からと少し早く、紅葉の時期になると「ニシキギ」と同じように、真っ赤に色づくので、そう意味でも存在感のある木になります。
マユミ
かわいらしい名前の「マユミ」ですが、ニシキギとコマユミと同じ仲間で、この名前は、しなやかな枝の特徴を利用して「弓」を作ったことから名づけられたそうです。紅葉すると一風変わった花や実とともに色づいて楽しむことができます。
トヨミズキ
「トヨミズキ」は、春に花を咲かすことでも有名なので、知っている方もいるんじゃないでしょうか。
秋の紅葉では、それほど派手な色づきはしませんが、風情は十分ある木です。手入れのときには、根本から幹を切って株を更新させるようにさせると、低木として維持していくことが可能なんだそうです。
ナツハゼ
「ナツハゼ」は紅葉の」時期になると、きれいな濃いピンクのような色を見せる木ですが、ブルーベリーの仲間なので、「実」は食用になるようです。甘酸っぱい味がするようで、紅葉も楽しめて「実」も楽しめるところがおすすめです。
オトコヨウゾメ
名前もかなり変わっていますが、全体的な見た目は、地味な印象が強いので、それほど人気が出ないようです。ただ、花や実がなって紅葉の時期も色づくこともあるので、面白い低木になります。
オオデマリ
その名のとおり、春になると手毬のような大きな白い花を咲かせることでも知られていて、「スノーボール」とも呼ばれる「オオデマリ」ですが、紅葉の時期も、ちゃんと真っ赤に染まってきれいな姿を見せてくれるようです。
葉の形がきれいでない落葉広葉樹
落葉広葉樹は、大なり小なり紅葉はするので、紅葉の時期の色づきは楽しめるところはあるものの、茶色に近い色のものは、葉の形もあまりきれいではないので、観賞用には向かないようです。
実際に、観賞用としては価値はありません。また、紅葉すれば自宅の庭で紅葉を楽しむことができますが、種類によっては剪定や手入れの時期が違ったりするので、なるべくなら手入れがしやすい低木サイズのものがいいようです。
まとめ
以上です。紅葉のきれいな木の種類と名前!美しくない葉と庭に適する苗の低木と題して、家庭用の低木を中心に紹介しました。また、自宅で苗木などを購入するときには、長い目で見て自分で育てられるかなど、維持費や管理費なども考えて購入することをおすすめします。
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