初詣の賽銭は、お財布にあった小銭を何気に供えていますが、実は、ある決まった金額を入れるとそれぞれに意味があります。

そんな初詣の賽銭の意味について紹介していきます。初詣は、ぜひ縁起担ぎで供えてみてください。

初詣の賽銭!縁起担ぎ?5円・10円・41円・50円・500円

神社などへ賽銭の始まりや由来は、いろんな説がありますが一般的な説としては「穀物などのお供え」の代わりとしてお金を供えたことがもともとの始まりとされています。

「昨年は、これだけのものを収穫できましたので、どうぞお召し上がりください」という感謝の意味をお金で表したものなんです。最近は、語呂合わせや縁起担ぐ金額を供えるのが風習になってきました。

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賽銭の額

賽銭の額は、金額が高ければいいというものではありません。いくら高い金額を入れても願い事が叶うといった意味合いのものではないんです。あくまでも縁起担ぎなどの「語呂合わせ」の金額がいいんですね。それぞれの金額の意味を紹介します。

また、「5円→ご縁がありますように」とあるように、なるべく5円を使った金額にするのがいいようです。

その場でお財布の中にあるお金で入れてみましょう。

5円=ご縁がありますようにと願う。

11円(5円+2枚・1円1枚)いいご縁がありますようにと願う。

10円(5円+2枚)5円を重ねて、重ね重ねご縁がありますようにと願う。

15円(5円+3枚)「十分なご縁がありますようにと願う。

20円(5円+4枚)よい(4い)ご縁(5円)がありますようにと願う。

21円 (5円+4枚・1円1枚)…21が割り切れないことから恋愛継続・夫婦円満を願う。

25円(5円+5枚)二重に、ご縁がありますようにと願う。

29円(5円+5枚・1円4枚) …福(2と9)が来ますようにと願う。

30円(5円+6枚)「六角形」は調和・安定の意味があることから、安定と調和のとれたご縁を願う。

31円(5円+6枚・1円1枚)31が割り切れないことから、恋愛継続・夫婦円満を願う。

35円(5円+7枚)再三ご縁がありますようにと願う。(散々な結果になるという意味もあります)

40円(5円+8枚)漢字の「八」末広がりであることから、末広がりのご縁を願う。

41円(5円+8枚・1円1枚)終始、良いご縁があるよう願う。

44円(5円+9枚・1円4枚)し「4」合わせになりますようにという意味。

45円(5円+9枚) 終始、ご縁がありますようにと願う。

50円(5円+10枚)「五重」のご縁がありますようにと願う。

55円(5円+11枚)5=「いつつ」から、いつでもご縁がありますようにと願い、55「午後」に投げると良いとされる。

105円(5円+21枚)十分にご縁がありますようにと願う。または、当分ご縁がないという意味もあるようです。。

115円(5円+23枚)いい「11」ご縁がありますようにと願う

125円(5円+25枚)十二分にご縁がありますようにと願う。

485円(5円+97枚)4「四方」8「八方」からご縁がありますようにと願う。

500円 は、500円硬貨が最上位硬貨になることから、これ以上の効果がないとされています。

初詣 賽銭 縁起 5円 10円 41円 50円 500円

さらに、ネガティブな意味では、

65円(5円+13枚)ろくなご縁がない。

69円(5円+13枚・1円4枚)ろくな事がない。

75円(5円+15枚)なんのご縁もない。

85円(5円+17枚)やっぱりご縁がない。

95円(5円+19枚)これでもご縁がない。

そして、1万円 の場合は、「万円」から円満(不満や争いがないこと・穏やかで満ちてまるいこと)を意味します。

賽銭の供え方

賽銭を入れるときには、やり方があります。まず、右手で賽銭を持って、「奉納」するという感覚と気持ちで「左から右へ」優しく流すように意識して投げると良いようです。

初詣は、神社によっては混雑することもあって、遠くから投げ入れるように入れる方もいるようですが、賽銭は本来「お供えして感謝の気持ちを」表すものであるので、投げ入れるようなやり方は良くないようです。

また、お札で入れる場合には、お札を新札にして白い封筒に入れるのが丁寧なやり方になります。初詣のときにはぜひ意識してお供えしてみてください。

まとめ

以上です。賽銭の金額を中心に紹介しました。いくらにするのか、その願い事をそれぞれ見てみると、ホント、語呂合わせが多いですよね。日本人はやっぱりこういった語呂合わせを気にする民族なのかもしれません。ただ、敢えて用意するよりも、偶然お財布に入った金額で、上記の意味になる金額を入れればいいんではないでしょうか。

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