今回は、初詣に訪れた参拝者の人数の数え方と、初詣の人出の推移ランキングを紹介します。
よくテレビでもどこの神社にどれだけの人が訪れたか言っていますが、実際、どんなふうに人数を数えているのか気になっている方も多いんじゃないでしょうか。また、初詣の人出の推移ランキングも調べました。
初詣の人数の数え方!初詣の人出の推移ランキング20
初詣の人数を神社側がどうやって数えるのか調べてみると、今は、調べいないところが多く、警察任せがほとんどかもしれません。
そもそも警察でも、調査のデータをメディアに紹介するためにカウントしているわけではなく、警備の必要性という理由のようです。
初詣の人数の数え方
初詣の人出や人出の予想などは、前は、その神社独自に調べていたりはしていたようなんです。ところが、最近は、基本的には「警察」にお任せしているという答えが多いようです。
また、有名な川崎大師などは、人数の調べ方については回答せずに、年間の参拝者数は、暫定的なベースになるものがあるようで、それも公表はしていないということなんです。結局は、ここでも警察に任せるという形のようです。
警察での人出の予想に関しては、だいたい警察官をどれぐらい動員するかという基準は、主催者や自治体の人出予想をベースにはしているようです。
日本には、有名なお祭りでも、毎回、どれぐらいの人出があるのか発表されますが、実際どうやって数えているのかは、カウント形式で数えたり、平方メートル当たりの人数と開催面積をかけたり、交通機関や道路などどれぐらいの利用があったかなどを元にしているようです。
神社なども、こういったベースを警察に提供しているということなんでしょうね。ただし、自治体や主催者側と、各警察署でのカウント方法が同じではないので、比較することは注意が必要になりそうです。
全国初詣の人出推移ランキング
第1位:東京都・明治神宮/例年の人出=約317万人
第2位:千葉県・成田山新勝寺/例年の人出=約309万人
第3位:神奈川県・川崎大師 平間寺/例年の人出=約307万人
第4位:東京都・東京都浅草寺/例年の人出=約291万人
第5位:神奈川県・鶴岡八幡宮/例年の人出=約250万人
第6位:大阪府・住吉大社/例年の人出=約239万人
第7位:愛知県・熱田神宮/例年の人出=230万人
第8位:埼玉県・武蔵一宮 氷川神社/例年の人出=約210万人
第9位:福岡県・太宰府天満宮/例年の人出=約200万人
第10位:兵庫県・生田神社/例年の人出=約150万人
第11位:愛知県・豊川稲荷/例年の人出=約134万人
第12位:福岡県・宮地嶽神社/例年の人出=約130万人
第13位:兵庫県・湊川神社(別名「楠公さん」と呼ばれる名社)/例年の人出=約110万人
第14位:奈良県・橿原神宮/例年の人出=約100万人
第15位:茨城県・笠間稲荷神社/例年の人出=約81万人
第16位:岐阜県・伊奈波神社/例年の人出=約76万人
第17位:北海道・北海道神宮/例年の人出=約73万人
第18位:茨城県・鹿島神宮/例年の人出=約70万人
第19位:大阪府・成田山不動尊(成田山大阪別院 明王院)/例年の人出=約70万人
第20位:兵庫県・長田神社(兵庫)/例年の人出=約70万人
第1位に明治神宮が上がるのはさすがですよね。毎年の参拝者数は全国トップに上がっています。日本を代表する神社になります。第3位の川崎大師は、厄除けのご利益があることからたくさんの方が訪れるようです。
川崎大使は、昔から庶民の信仰を集めてきた神社としても歴史のある神社です。また、第4位の浅草寺に続いて、神奈川県の鎌倉、鶴岡八幡宮が約250万人となっているのは、人気のある鎌倉であることと観光のスポットということもあって、第5位になっているんじゃないでしょうか。
鶴岡八幡宮は、長谷寺の大仏様も人気ですが、どちらも古都鎌倉のシンボル的な存在ですよね。
まとめ
以上です。初詣の参拝者の人数の数え方と初詣の人出推移ランキングを紹介しました。もともと、警察の人出の発表は昭和45年から始まったようです。それが新聞紙に載っていたとか。でも、平成21年発表を取りやめたようです。その理由は、単に発表していたのは、メディアに聞かれていたから、というだけのようですよ。
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