七夕のころは、お店の入り口に笹の葉などを飾ってあるところもありますが、七夕の準備はいつからするといった決まりはあるのでしょうか。
お子さんがいるお宅では、お子さんが学校から持って帰ってくることもありますよね。七夕の時期について調べてみました。
目次
七夕の準備っていつからするって決まりはあるの?
七夕が近づいたころからお店の中で流れる「ささのはさらさら♪」でおなじみの「たなばたさま」。小さい頃から何となく覚えていますよね。
「ささのはさらさら、のきばにゆれる」と歌いますが、「のきば」は「軒端」のことです。家の軒の近くで笹が揺れていると表現しているんですね。さて、そんな軒に、七夕の準備はいつからするんでしょうか。
七夕の飾りはいつから準備する?
七夕の飾りは、だいたい6月下旬から7月に入ってすぐのころまでに飾るのが一般的なようです。なので6月下旬までには準備しておきましょう。
笹の葉は、お子さんが幼稚園や学校から持ち帰ってくることもありますが、だいたいは7月に入ってから持って帰ってくることが多いですよね。ただ、いつから飾るかは、はっきりと決まっているわけではありません。
お子さんの幼稚園や学校に合わせるぐらいがちょうどいいかもしれません。また、七夕は季節の風物詩でもあることから、かなり早く飾る地域もあるので、そこは各家庭の都合でよさそうです。
七夕はいつまで飾る?
七夕は神事の一つでもあります。神事での決まりごとを守ると、「7月7日の夜まで」になります。神事の祭りごとの大半は、七夕に限ったことではなく「前夜から始まって当日の夜まで」祭ることが多いんですね。
なので、七夕を飾り始める時期は、あいまいなでも、飾る期間は7月7日の夜までというのが一般的になるかもしれません。日本には様々な季節を飾る行事があります。一つの神事のお祭りごとをずっと飾っておくと、次の行事がきてしまいます。
七夕の場合だと、次はお盆の準備に入る時期ですよね。お盆は地域によっても違いますが、早いと7月13日がお盆に入りになるところもあります。
七夕が終わったら、笹は神社へ
七夕が終わったら、7月7日に海や川などへ流すことが決まりごとにはなっています。水に流すという風習は「たなばたつめ」が水で体を清めたというところからきています。
でも、現代社会においては、とても現実的ではないですよね。一歩間違えれば不法投棄になってしまいます。一番おすすめなのは、神社でお焚き上げをしてもらうことです。神社によってはお焚き上げをしているところもあります。
近所で聞いてみてください。また、捨てる場合には、お住まいのルールに沿って捨てる必要があります。
笹の葉って売っているの?
七夕の時期が近づいてくると、ホームセンターなどで笹の葉を売っているところがあります。もしくは、花屋さんで扱っているお店もあります。
ホームセンターなどで売られている笹の葉は、業務用の笹の葉を置いているところもあって、大きい笹の葉ばかりのお店もありますが、シーズンに入れば、家庭用の小さい笹も売られています。
また、ネット通販などでも購入することができるようです。ネット通販では、飾りや竹を立てておくスタンドなど、セットになって売られているものもあります。
七夕が終わったら短冊は手元に
お子さんと一緒に飾った笹の短冊だけを手元に残して、笹を処分するとういう方法もあるようです。
お子さんがせっかく書いた短冊だけは、記録として残したいということのようです。大きくなったら、こんなお願いをしていたんだよ、と見せてあげることができますよね。
まとめ
以上です。七夕の準備はいつごろからするのかを中心に紹介しました。七夕に合わせて少し早めに笹の葉を用意する方もいるかもしれませんが、注意しなくてはならない点もあります。造花でない笹の場合だと、早く届きすぎて当日までもたずに枯れてしまうこともあるそうです。飾るのに多少時間もかかりますが、枯れることも念頭においておいたほうが良さそうですよ。
今のあなたにおすすめの記事