今や世界に知られる大規模なイベントとして、国内外から200万人以上が訪れるという札幌雪祭り。

毎年様々な雪像が製作され、そのスケールと芸術性に毎年感動される方も多いことでしょう。

一度は実際に見に行ってみたいと思えるものですよね。

今年69回目を数える北国の冬ならではの楽しみを満喫できる札幌雪祭りについてご紹介します。

札幌雪祭りとは!?

札幌雪祭りとは

1950年に地元の中高生が6つの雪像を大通公園に設置したのがきっかけで始まったといわれます。

当時は雪合戦や石像店などの催し物を開催しましたが、5万人もの訪問者があり予想以上の人気だったということで、以後毎年の恒例行事として定着したそうです。

大雪像製作には自衛隊の協力が加わって年々規模が大きくなり、テレビや新聞で紹介され始めた頃からは他県からの訪問者も増えたということです。

さらに1972年に冬季オリンピックが札幌で開催されたのをきっかけに雪祭りは世界にも知られるようになり、国際色豊かな雪像も作られるようになったのですね。

札幌雪祭り2018年の開催日程・場所

雪まつりの会場は大きく分けて3ヶ所あり、それぞれで毎年特色のある催しが開催されるようです。

今年の札幌雪祭りの日程と主な会場の場所についてご紹介します。

大通り会場

札幌雪祭りのメイン会場になります。

札幌の中心部を東西に横切る大通り公園には、約1.5㎞に渡って100基以上の様々な大雪像がならび、ウインタースポーツや食に関するイベントなど、様々な催しで盛り上がりを見せます。

(1)場所
大通公園 西1丁目~西12丁目
Mapはこちら【公式HPより】
http://www.snowfes.com/place/odori/map.html

(2)開催期間・時間(ライトアップ)
開催期間:2018年2月5日(月)~2月12日(月・振)
開催時間:ほぼ終日楽しめる(ライトアップは日没から22時まで)

すすきの会場

こちらの会場のテーマは『氷を楽しむ』で、芸術的な美しい氷像を堪能できます。

氷像に触れたり乗ったりできるふれあい広場や、温かい飲み物を提供するアイスバーなど特色のある催しが繰り広げられます。

また、イルミネーションロードや氷の女王の撮影会など、撮影スポットも様々です。

(1)場所
南4条通りから南7条通りまでの西4丁目線(駅前通り)の市道

(2)開催期間・時間(ライトアップ)
開催期間:2018年2月5日(月)~2月12日(月・振)
開催時間:ほぼ終日楽しめる(ライトアップは日没から23時までだが最終日のみ22時まで)

つどーむ会場

子どもから大人まで様々な世代にわたり北海道ならではの体験やアクティビティや食を楽しめ、さらに市民と観光客の交流の場となる会場です。

屋外では雪や氷の滑り台など、そして全天候型のドーム内では飲食ブースを含めた休憩所、ファミリー広場やステージなど盛りだくさんの内容となっているようです。

(1)場所

札幌市スポーツ交流施設 コミュニティドーム(つどーむ)
札幌市東区栄町885番地1

(2)開催期間・時間(ライトアップ)

開催期間:2月1日(木)~2月12日(月・振)
開催時間:9時~17時(一部のアトラクションは16時まで)

札幌祭り2018年のアクセス方法

3会場とも市営地下鉄で行くことができます。

大会会場は10時から22時まで交通規制が敷かれているようですので、公共の交通機関を利用するのがよさそうですね。

大通り会場

大通駅(札幌市営地下鉄南北線,東西線,東豊線)

駅からすぐに会場があるので、それほど歩くことなく到着できそうです。

すすきの会場

すすきの駅(札幌市営地下鉄南北線)

こちらも駅からすぐに会場があります。

また、札幌駅からすすきの駅の間には約1.5㎞の地下道があり、人通りは多いですが雪や寒さはしのげるでしょう。

つどーむ会場

栄町駅(札幌市営地下鉄東豊線)

栄町駅からはシャトルバスが運行されており、約5分で会場に到着するようです。

徒歩では約15分くらいかかりますが、雪や凍結した道路の慣れていないと歩きづらく危険ですので、シャトルバスがおすすめでしょう。

2018年の混雑予想

毎年多くの人々が訪れるさっぽろ雪まつり、昨年の訪問者は260万9千人だったという報告もあるようです。

様々な展示やイベントをスムーズに楽しみたいですよね。

それぞれの会場別に混雑する時間帯の予想をしていますのでご紹介しましょう。

●大通会場

巨大な雪像をひきたてるライトアップが魅力の一つで、雪像を利用したプロジェクションマッピングも夜ならではの演出となるため、この時間帯が一番混雑するといわれます。

ライトアップが始まる日没後あたりから混雑が始まり、ピークは19~21時あたり。

特に初日および最終日と週末はかなりの人手になると予想されます。

余裕を持って楽しみたい方は朝から午前中にかけてが比較的動きやすいのではないでしょうか。

●すすきの会場

すすきの会場の氷像もライトアップされるので、それを目当てに夜に訪れる方が多いようです。

こちらも朝早いうちに訪れると人が少なく、しかも午前中のクリアな太陽光で氷像が引き立てられるため、絶好の撮影環境であるともいえるでしょう。

混雑を回避したいのであれば、だいたい朝は9時前後、夜はライトアップの終了間際の22時以降がおすすめのようです。

●つどーむ会場

他の2つの会場と異なり『体験型』で雪を楽しむこの会場も、やはり週末に混雑する状況が見られるようです。

人気のチューブスライダーなどは1時間程度の待ち時間を覚悟しないといけない時間帯もありそうです。

具体的には、土日祝日の11:00~15:00の時間帯が一番込み合うそうですが、その反面平日はそこまでの混雑はなさそうです。

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札幌雪祭り2018年の雪像の見所スポット!

札幌雪祭り 見所スポット

今年の雪氷像は203基の製作が予定されているということです。

各地から集められた雪で、スケールもクオリティも芸術品レベルの巨大なものから時事ネタや人気キャラクターの石像までが並び、多くの訪問者の目を楽しませます。

今年の雪像の見どころをご紹介しましょう。

■4丁目(STV広場)

人気のゲームシリーズである『ファイナルファンタジーXIV』の代表的名場面“白銀の決戦

人と竜による壮絶な戦いを、夜はプロジェクションマッピングで演出します。

■5丁目東(ふれあいアート広場)

ミュージカル『ウエストサイド・ストーリー』の作曲者としても知られるレナード・バーンスタイン生誕100年を記念し、彼が遺した音楽祭で毎年札幌で開催されている『Pacific Music Festival』を雪像に表現しています。

■7丁目(HBCスウェーデン広場)
日本との国交150周年を迎える北欧のスウェーデンの『ストックホルム大聖堂』の雪像が登場します。

ストックホルム最古の教会の縮尺およそ1/2で再現しているようです。

■8丁目(雪のHTB広場)

奈良・薬師寺 大講堂』を「アイスブロック工法」と言われる独自の技術を取り入れています。

これは、雪で作った細かいパーツを貼り付けていく繊細な方法で、『北海道テレビ放送』と『陸上自衛隊第二雪像制作部隊』が協力し、延べ3,800人の自衛隊員が28日間かけて製作するそうです。

■10丁目(UHBファミリーランド)

手塚治虫の生誕90年を記念し、多くの人々に愛されていたキャラクターが雪像になって登場します。

アメリカ歴代大統領が刻まれたラシュモア山のように、ひとつの雪の山から『アトム』『ブラック・ジャック』『ジャングル大帝』の人気キャラクターが浮き出します。

 

札幌雪祭り 服装

札幌雪まつり期間の平均気温は-3.2℃~-9.2℃と予想されます。

日中でも氷点下の世界は、痛さを感じる寒さですので、防寒対策は必須ですね。

アウターはフード付きのしっかりとしたダウンジャケットやスキージャンパーなどがおすすめで、中に数枚着こめるよう少し大きめなサイズがいいでしょう。

セーター,長袖Tシャツやシャツ,ヒートテック下着など、最低でも4枚程度重ね着した方がよさそうです。

お子さんであればスキー用のスーツがオススメでしょう。

屋外のアクティビティで遊ぶ時にも安心ですよね。

また路面が路面が凍結しているので、雪用のすべり止め効果があるブーツなどを用意するのがいいでしょう。

万一そのような靴をお持ちでない場合、靴の上から装着する『滑り止め』を購入することも可能です。

会場近くの地下鉄の駅売店などで1,000~2,000円で購入できるようです。

持っていった方がいい物

寒さで鼻水が出ますので、ティッシュペーパーは必需品です。

使い捨てカイロとともに少し多めに持ち歩くのがいいでしょう。

また、帽子や耳当て,手袋,マフラーは必需品でしょう。

札幌雪祭り2018年のおすすめのホテル

札幌雪祭り ホテル

せっかくの雪祭りですので、時間の許す限り堪能したいですよね。

なるべく会場から近いとかアクセスのいいホテルを選びたいものです。

ここでご紹介するホテルは、JRや地下鉄の駅に近いのが利点です。

寒い中、大きな荷物を持って移動しなくていいのがありがたいですよね。

クロスホテル札幌

北海道札幌市中央区北2条西2丁目23番地
・JR『札幌駅』より徒歩5分,市営地下鉄『大通駅』より徒歩6分
・最上階の展望風呂は『大浴場』は宿泊者のみ無料
・雪祭り期間中の宿泊料については【公式ホームページ】をご参考に
https://www.crosshotel.com/sapporo/

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プレミアホテル中島公園

北海道札幌市中央区南10条西6−1−21
・地下鉄『札幌駅』より南北線で乗車5分の『中島公園駅』徒歩3分(冬季は約6分)
・中島公園に隣接した25階建て高層ホテルで、すすきのは徒歩圏内、JR札幌駅とホテル間は無料シャトルバスが運行しているので便利
・家族連れの方には4ベッドのファミリールームがおすすめ
・雪祭り期間中の宿泊料については【公式ホームページ】をご参考に
https://premier.premierhotel-group.com/nakajimaparksapporo/

ホテルエミシア札幌

札幌市厚別区厚別中央2条5丁目5-25
・JR,地下鉄両方が乗り入れる『新札幌駅』から徒歩3分
・JR快速利用で『札幌駅』まで8分、JR快速エアポートで新千歳空港まで28分など、様々な交通機関へダイレクトなアクセスが可能
・雪祭り期間中の宿泊料については【公式ホームページ】をご参考に
http://www.hotel-emisia.com/index.html

まとめ

札幌雪祭り まとめ

日本を代表する冬のイベントともいえる札幌雪祭り。

白銀の幻想的な世界を一度は体験してみたいですよね。

芸術的でスケールの大きい雪像の並ぶ『大通り会場』、美しい造形美である氷像を楽しめる『すすきの会場』、そして体験型で雪を堪能できる『つどーむ広場』、3会場それぞれの特色をもって私たちを楽しませてくれます。

それに加えて北海道の食や文化にふれたり、夜にはライトアップやプロジェクションマッピングなど盛りだくさんですので、ゆっくり時間をとって回りたいものです。

また、人気のホテルは早々に満室になってしまいますので、早めに旅行会社などのお得なプランを検討するのもいいですね。

頭の先から足の先までしっかり防寒対策をして、準備万端でお出かけ下さい。

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