今回は、イギリスと父の日との関わりと、世界の父の日を中心に紹介します。一番最初の父の日のお祝いとなる祝典は、19010年の6月19日に行われたようです。
そのころはすでに母の日が始まっていて周囲にも定着していたころで、ソノラという人が「父の日も、母の日同様に感謝する日」と牧師協会に願い出て始まったようです。
父の日も母の日も、どちらも、一人の人が動くことで世界に広まったというのがすごいですよね。さて、父の日は黄色いバラを贈るのが一般てきですが、この「黄色」はイギリスでは意味のある色だったようです。
目次
イギリスと父の日の関わり
イギリスの父の日は、日本と同じで6月第3日曜になっています。日本のようにプレゼントの習慣もあるようですが、お父さんへの感謝の気持ちを載せてメッセージカードを贈ることが一般的なようです。
さて、イギリスと父の日に贈る「黄色」のバラはなにやら関わりがあるようです。
「黄色」はイギリス生まれ?
さて、父の日に黄色のバラを贈ることは知られていますが、この「黄色」というカラーは、世界で最も大切にされているカラーの一つになっています。
この「黄色」は、身を守るための色としてイギリスで誕生しました。イギリスでは、古くから黄色を身に着けると、自分を守ることができるといったような言い伝えがあったようです。
ここでハッとしますよね。日本でも、立ち入り禁止になっている場所や、危険な場所には黄色がよく使われています。
黄色はアメリカに渡り「黄色いリボン」へ
自分の身を守ると言い伝えられていたこの「黄色は」その後、アメリカに渡ります。そして、愛する人が戦場で無事にいられますように。
戦場から無事に家に帰れますようにと、帰還を願うアイテムとして「黄色いリボン」になったようです。その後、黄色や黄色いリボンは<命にかかわる大切な色>として、さらに、父の日のイメージカラーにもなっている黄色は、<愛と信頼と尊敬を表す色>として世界中に拡散していったようです。
黄色のヒマワリで祝う父の日
前章でも紹介したように、黄色は大切な色というのがよくわかりましたよね。父の日には、バラの花を贈ることが多いですが、実は、ヒマワリを贈る方も多くいます。
それは、やっぱり父の日には、黄色を強調したいということのようです。イギリスと黄色の関わりを見ると、バラにこだわらなくても黄色のもので、元気がでるような明るい花にしたいと思う方が多いようです。
世界の父の日
さて、次の紹介するのが世界の父の日です。父の日は国に曜日が違ったり、由来があったりとさまざまなようです。
アメリカの父の日
日本と同じく6月の第3日曜日を父の日として定めているのがアメリカです。アメリカの父の日は、赤いバラを贈って祝う習慣があります。ここ最近は、実用的なプレゼントを贈ったりメッセージカードを贈る方も増えてきているようです。
台湾の父の日
台湾の父の日は、8月8日です。日本やアメリカと同じでお祝いごととして、食事をしたりプレゼントを贈る習慣があるようです。
韓国の父の日
韓国では、父の日ではなく「父母の日」として5月8日に、両親に感謝を込めたプレゼントをする習慣があるようです。韓国では、親の存在が大きく親を大事にする、大切にする、尊敬をするといった国民性があります。
なので、父母の日は、ちょっとしたお祝いではなく、旅行のプレゼントから現金まで贈って盛大に祝うようです。
ロシアの父の日
ロシアの父の日は、2月23日なんですが、ちょっと意味が変わっていて、父親だけではなく、夫などの男性に感謝をする日としています。
ブラジルの父の日
ブラジルの父の日はすごいですよ。ブラジルの父の日は、8月13日ですが、この日に刑務所に囚われているお父さんは、仮釈放までされるようです!父の日にお父さんがいないのはかわいそうというのが理由のようです。
ただ、仮釈放されたまま戻って来ない受刑者もいるようです・・。
まとめ
以上です。イギリスと父の日の関わりと世界の父の日を紹介しました。世界の父の日を見てみると、それぞれの国の特徴が出ていると思いませんか。なんだか、なるほどと納得してしまいますよね。さて、父の日はやっぱり黄色の花に決まりそうですか。
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