2月14日・バレンタインデーは、チョコレートなどを贈って相手に気持ちを伝える日として、今や老若男女に認知されている日となってきましたよね。
そして近年では本命以外でも友人や職場,家族や女友達など、贈る相手も多様化してきているようです。
贈る相手のことを考えながらチョコレートを選んだり作ったりするわけですから、あとひと手間加えてメッセージでも自分の気持ちをより印象的に伝えたいですよね。
受け取った人がうれしいメッセージの書き方や感謝の伝え方のコツを、例文を交えながらご紹介します。
バレンタインのメッセージを書く時のポイント
まずは、心に残るメッセージを書くためのポイントを簡単に紹介しましょう。
このことをベースにしてポイントを外さないようにして、アレンジをしていくといいですね。
手書きで書く
最近ではパソコンで簡単にメッセージなどを作れますよね。
たしかに綺麗ですが、特別感や個性に欠けると思いませんか?
たとえ字に自信がなくても、心をこめて丁寧に書くことで相手にもその気持ちが伝わるのではないでしょうか。
もしかしたら、自筆の文字を見て「こんな文字を書くのか」「これが〇〇さんの字なのか」などと新鮮な気持ちになるかもしれませんよね。
SNSやメールでのコミュニケーションは増えてきている今こそ、手書きの良さを見直すチャンスかもしれませんね。
関係性をしっかり考える
メッセージは、贈る相手との関係性に沿った内容にすることが大切でしょう。
例えば片思いの彼に気持ちを伝える場合でも、その彼と今現在どのような関係性なのかをまず考え、不自然に焦りを見せたりしないのが相手に安心感を与えますよね。
また、義理の場合は勘違いされないようシンプルに感謝の気持ちだけを伝えるのがいいでしょう。
文章を長くしない
男性は比較的シンプルなメッセージを好む傾向があるようです。
気持ちを伝えたいあまり、長文になりすぎると、最後まで読んでもらえない可能性もあるかもしれません。
あくまでメッセージととらえ、端的にシンプルに気持ちを盛り込むことが大切でしょう。
明るい未来の事への言葉を添える
「これからも楽しい思い出をたくさん作ろうね」「来年もチョコレートもらってくれたらうれしいな」のように、これから先も一緒に過ごしたいとか仲良くしたいという気持ちを添えると、相手もあなたとの時間を大切にしていこうという気持ちになれるでしょう。
ただし相手との関係性によっては、あまり先の未来のことを書くと重く感じられるかもしれないので、押しつけにならないように配慮することも大切ですね。
普段言えない事など、思いが伝わる文章を考える
バレンタインカードは気持ちを伝える手段ですから、普段面と向かっては恥ずかしくて言えない想いを伝えるチャンスですよね。
相手との関係性をふまえた言葉で、自分の気持ちを誠実にしっかり伝えられるようにするといいでしょう。
伝えたい気持ちとしては、『好きな気持ちとその理由』『これから具体的にどうしたいのか』『感謝の気持ちを伝える』などがあるでしょう。
これらを冗談と受け取られたり勘違いされないよう、そして押しつけではなく素直に受け取ることができる文章として表現できたら素敵ですね。
英語を使うのもアリ
メッセージカードで自分の気持ちを直接伝えるのが恥ずかしいという方もいらっしゃるでしょう。
その場合には、英語を使うのも一つのアイディアですね。
英語にすることで、なんだか洒落た雰囲気にもなりますし、スマートに気持ちを伝えられるかもしれません。
ただし、和訳しやすい簡単な英語にすることがポイントになります。
「I love you. (あなたを愛しています)」「I want to be with.(一緒にいたい)」「I treasure you.(あなたは私の宝物です)」など、イメージでも伝わる程度のものがオススメでしょう。
自分の名前と相手の名前を入れる
相手の名前を入れるだけで、そのメッセージが受け取る側にとってオンリーワンな特別感を持つようになりますよね。
最初の呼びかけでも文章中でもいいので、相手の名前を入れること、また、最後には必ず自分の名前を入れることも大切でしょう。
さらに贈る日の年月日も合わせて書いておくことにより、思い出の一通としての重みが出てくるのではないでしょうか。
義理の場合は勘違いされない文にする事
義理チョコにつけるメッセージで一番大事なポイントは、本命と勘違いされないことかもしれません。
そのため、長々と書き綴ったメッセージは勘違いの元となりますので、形式的な挨拶程度の文章で十分でしょう。
特に、職場などで色々な身分の人に義理チョコを送る場合、その立場に応じたメッセージのパターンを工夫する必要がありそうです。
相手別!バレンタインメッセージの例文
まずは文章にしてみましょう。
メッセージを書く際のポイントを思い出しながら言葉を吟味し、必ず下書きすることをおすすめします。
ここでは、相手の心をつかむオススメ例文をご紹介しましょう。
片思いの相手に書くメッセージの例文
告白になるので、冗談でごまかしたりしないようにしましょう。
パターン別にいくつかの例文をご紹介します。
■距離感が比較的近い場合
もともと近い距離にいる相手に告白する場合の3つのパターンを用意しました。
[1]ストレートに告白するパターン
Happy Valentine’s Day!
前から〇〇君のことが好きでした。もっとあなたといられる時間を増やしたいな♡
私の気持ち、受け取ってくれたらうれしいです
□□より
面と向かって言う勇気がなかったけど、今日は思い切って伝えます
ずっとあこがれていました
〇〇さんの彼女にさせてほしいなって思ってます
□□より
[2]やんわりと伝えるパターン
Happy Valentine’s Day!
〇〇君だけに手作りチョコを作りました
私にとって〇〇君はとても大切な存在なんです
これからもどうぞよろしくね♪
□□より
[3]相手の気持ちをうかがうようなパターン
いつも相手してくれてありがとう!
一緒にいるとなんだかドキドキしてる自分がいます
〇〇君のこと、好きになっちゃったみたいです・・・〇〇くんはどうかな・・・
□□より
■顔見知り程度の関係の場合
まずは、会ったり話したりする機会を増やしたいことを伝えるのがいいでしょう。
メールアドレスや電話番号をさりげなく書いておくのも有りですね。
念のため名前は氏名で書くのがいいでしょう。
Happy Valentine’s Day!
〇〇君が周りの人に優しく接してる姿、いいなって思ってます
もっと〇〇君のことを知ってみたいです
□□□□(氏名)より
この前は〇〇君と話すことができてうれしかったです♪
楽しい時間をありがとうございました
もっと二人でゆっくりとお話ししてみたいです
Happy Valentine’s Day!
□□□□(氏名)より
〇〇君がサッカーをしてる姿がとてもかっこよかったです
少しドキッとしちゃいました
もっと仲良くなりたいです
□□□□(氏名)より
■ほとんど話したことがないけど気になっている相手の場合
まずは、『突然びっくりさせてごめんなさい』の気配りの文章から始めると、相手も心の準備ができますよね。
そして『前から気になってました』のように、今後関わる機会を増やしたい思いにつなげるとスムーズでしょう。
相手がどのくらい自分のことを認識しているかわからないので、自分の名前はフルネームにした方がいいですね。
突然おどろかせてごめんなさい
前から〇〇君の優しい笑顔を見かけるたびに気になってました
もし迷惑でなければ、これからもっとお話ししてみたいです
□□□□(氏名)より
この前の試合を見てから〇〇くんにずっとあこがれてました
急にチョコレートなんて、びっくりさせてごめんなさい
もっと〇〇君のことを知りたいなって思ってます
□□□□(氏名)より
彼氏に書くメッセージの例文
手書きで心をこめて自分の気持ちを書くのがいいでしょう。長文ではなくシンプルにストレートに自分の思いをわかりやすく伝えましょう。
Happy Valentine’s Day!
付き合い始めてから△回目のバレンタインだね
いつも一緒にいてくれてありがとう
これからもずっと一緒にいようね♡
□□より
大好きな○○へ
あなたと出会えたこと、本当に幸せなことだなって思ってます
これからも色んな思い出を作っていこうね♡
□□より
Happy Valentine’s Day!
初めてのバレンタインだね
あなたと一緒にいられるだけで私は幸せです
これからもずっとずっと一緒にいたいです♡
□□より
旦那さんに書くメッセージの例文
いつも一緒に暮らしてますが、バレンタインデーくらいは新鮮な気持ちで感謝の思いを伝えてみるのも素敵ですね。
いつも遅くまでお仕事お疲れさまです!
家族のために頑張ってるあなたは我が家の自慢ですよ
これからも夫婦で協力して頑張っていきましょうね
結婚してから5度目のバレンタインデーになるのかな?
相変わらずあわただしい毎日だけど、また二人で思い出の海までドライブに行きましょうね♡
兄・弟兄弟に書くメッセージの例文
兄弟へのメッセージなので、ある程度くだけていたり面白くても問題ないですよね。
親しみを込めて感謝の気持ちを伝えましょう。
お兄ちゃんへ
今年は誰かからチョコレートもらえるかな?
私も協力してあげるね♪
お返し、期待してるよ~
あなたの可愛い妹より
〇〇へ
一人暮らしの大学生活には慣れましたか?
チョコいっぱい送ってあげるからみんなで食べてね!
姉より
父親に書くメッセージの例文
娘からチョコレートをもらうだけでもうれしいのに、メッセーまであったら泣いちゃうかもしれませんよね。
普段は照れくさくて言えない気持ちを素直に伝えるのがいいでしょう。
お父さん、いつもお仕事お疲れ様です
お父さんは甘いものが苦手なので、大好きなお酒のおつまみにしました
食べてね♪
お父さん、いつもありがとう!
お酒と煙草はほどほどにして、元気で長生きしてね
息子に書くメッセージの例文
お年頃になるにつれて話す機会も減ってくるかもしれませんよね。
この機会を大切にして、いつもは言えない言葉をメッセージにしたためるのがいいですね。
〇〇へ
学校生活どうですか?勉強も部活もよく頑張っているね!
お母さんにとって〇〇は自慢の息子です
これからも頑張ってね
いつまでも応援します
母より
〇〇へ
そちらの生活はどうですか?
きっと今までと同じように頑張ってると思うけど、
困ったときはいつでも連絡してきてね
母より
友達に書くメッセージの例文
親しい友達でも距離感や関係性をふまえたシンプルな挨拶や感謝の気持ちを言葉にするのがいいでしょう。
〇〇君へ
Happy Valentine’s day!
いつもありがとう!これからもよろしくね~
□□より
〇〇君へ
義理チョコのお届けで~す♪
これからもよろしくね
先輩や後輩に書くメッセージの例文
シンプルに、感謝やこれからもよろしくお願いしますといった内容だけで十分でしょう。
また後輩の場合、いくら先輩といっても上からのメッセージは控えた方がいいですね。
自分のことをちゃんと気にしていてくれてるんだなと後輩が感じられるメッセージを心掛けましょう。
〇〇先輩へ
いつも仕事ではお世話になってます
日頃の感謝の気持ちをこめて
またよかったら仕事の相談に乗ってくださいね
□□□□(氏名)より
〇〇先輩へ
いつもアドバイスありがとうございます
ささやかですが感謝の気持ちです
これからもよろしくおねがいします
□□□□(氏名)より
〇〇君へ
Happy Valentine’s Day!
頼れる後輩にとても感謝しています
これからもよろしくね!
□□□□(氏名)より
〇〇君へ
いつも遅くまでお仕事お疲れ様です
チョコレートで息抜きしてね
これからもよろしく!
□□□□(氏名)より
仕事場の上司に書くメッセージの例文
上司ですから、丁寧な言葉で日頃の感謝の気持ちをシンプルに伝えることを心掛けましょう。
もちろん自分の名前は氏名で書くことが大切ですね。
〇〇部長
いつもありがとうございます。
これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします
□□□□(氏名)より
〇〇課長
いつもお気遣いをいただきありがとうございます
ささやかではありますが、感謝の気持ちです
これからもよろしくお願いいたします
□□□□(氏名)より
仕事場の同僚に書くメッセージの例文
上司と違いそこまで堅苦しい文章でなくていいですが、勘違いされないような文面にしましょう。
仕事上お世話になっている感謝やこれからも一緒に頑張ろうということが伝わればいいですね。
親しい間柄なら、普段の呼び方で呼びかけてもいいでしょう。
Happy Valentine’s Day!
〇〇さん、いつもありがとう!
ささやかですが日頃の感謝の気持ちです
これからもよろしくおねがいします
〇〇さんへ
いつもお世話になってます
このチョコレートで休憩してくださいね
これからもいっしょにがんばりましょう!
仕事場の取引先に書くメッセージの例文
お客様ですので、失礼のないよう真面目な印象の文章にすることが大切でしょう。
女性一同からの贈り物にしたり、取引先の社員の方でチョコレートを分けていただくことを前提にしたメッセージにするのも無難でオススメです。
いつもお世話になっております
ささやかですが、弊社の女性社員の間で人気のチョコレートです
社内の皆様でお召し上がりいただくと幸いです
今後ともよろしくお願いいたします
バレンタインのメッセージカードの選び方
メッセージカードには、文章を引き立てる役割がありますよね。
贈る相手によって、演出を変えるのはもちろんですし、印象に残りそうなものを選ぶことが大切でしょう。
おすすめの色
好きな思い男性も、普段使わないような色を見ると、新鮮な感じを受けるかもしれませんね。
■赤の持つ意味・・・情熱的でエネルギーを感じさせる色。精神に刺激を与え、活動力や肉体的な力を表現します。
粘り強さ,積極性,力などは赤の特徴といわれる。ただし、威圧感を与えることもあるので行き過ぎには注意。
■ピンクの持つ意味・・・優しさ,温かさ,母性など。純粋に献身,尊敬,感謝の気持ちを表すのは、この色特有のものとされる。
付き合いが長い彼などの場合は、好きな色のカードにするのも一つのアイディアですね。
『わかってくれてるな』という印象を与えられるでしょう。
また、黒やゴールド,深いブルーなどは高級感を感じさせますので、特別な日の演出に使うといいかもしれません。
おすすめの形
やはり王道はハートですね。
バレンタインというイベントにはぴったりの形といえそうです。
もらった方も、その形だけであなたの気持ちを感じてくれるかもしれませんね。
また、動物を飼っている人には好きな動物をモチーフにしたカード、スポーツに打ち込んでいる人にはそれに関連するデザインにする、男性の心をひく工夫をするのもいいですね。
相手のことを考えて選ぶことが大切でしょう。
おすすめの柄
義理チョコなどで沢山つくる場合、普通の名刺サイズの白い紙にマスキングテープなどで縁取りをするだけでも簡単にかわいくなりますよね。
本命の彼ならば、ハートの柄があるだけで気持ちが伝わりそうです。
バレンタインメッセージ用の無料テンプレートを紹介するサイトでも、ハートをあしらったものが圧倒的に多いようです。
リボンや異素材の素材などを取り入れたり、メッセージの折り方を工夫するなど、手軽な工作感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
バレンタインチョコに添えるメッセージについて色々ご紹介しました。
メッセージを書く際に気をつけることは以下のとおりです。
■明るい未来を感じさせるコメントを入れる
■普段言えない思いを盛り込む
■英語を使っていつもと違う雰囲気を演出する
■自分の名前と相手の名前を入れる
■義理の場合は勘違いされない文にする
いずれにしても、贈る相手との関係性や距離感をきちんと考慮して、それにふさわしい表現を心がけることが大切ですね。
素敵なコメントで人間関係をより円滑に、そして贈る側も受け取る側も気持ちのいいバレンタインデーにしたいものです。
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