母の日にはお母さんに贈り物や花束をされるという方は多いでしょうが、それにメッセージカードや手紙を添えることは少ないのではないでしょうか?
普段から陰で支えてくれている存在のお母さんに、あらためて感謝の言葉を伝えるいい機会です。
ここでは実の母親と義理の母親それぞれに、日頃の想いを伝えられるメッセージをご紹介しましょう。
【母親】母の日のメッセージのポイント
実の母親へのメッセージは、純粋に子どもの立場から感謝の想いを素直に伝えるのがいいでしょう。
普段は照れくさくて言えない言葉も、手紙でなら伝えられますよね。
① 手書きで書く
やはり、自分の想いや真心を伝えるのは、手書きが一番有効でしょう。
特に女性は手書きの手紙を大切にする傾向があるようです。
わが子からの手紙ならことのほか嬉しいでしょうし、大人になってからはなかなか自分の子の文字を目にすることもなくなるでしょう。
長くてかっこいい文章を書く必要はありませんし、いつもの自分の字で構わないのです。
目の前にわが子の文字で素直な感謝の気持ちが書いてあるだけで、母はうれしいものなのではないでしょうか。
② 子供がいる場合子供も書く
もしもあなたのお子さんが文字を書ける年齢でしたら、一言でも書いてもらうのもいいでしょう。
文字ではなくても、おばあちゃんの似顔絵のようなイラストでもいいかもしれません。
子どもにとってもおばあちゃんの有難い存在を意識するいい機会ですし、孫とのコミュニケーションの場を作るのは親孝行のひとつですよね。
子どもは親の姿をみて育つといいますので、家族への感謝の気持ちを育てる機会としても大切でしょう。
③ 感謝の気持ちと具体的なエピソードも添える
『お母さん、ありがとう』だけでも気持ちは伝わりますが、それに加えて親子のエピソードを何か加えると、より感謝の想いがこもったものになるでしょう。
小さかった頃の思い出や人生の転機の出来事、また一緒に行った旅行やいつも作ってくれていたお弁当のことなど、何でもいいのです。
自分自身を振り返るのにもいい機会になりますね。
④ なるべく短くまとめる
あくまで母の日に感謝の想いを添えるメッセージです。
あなたの一番伝えたい気持ちを簡潔に素直に書くことが、かえって相手にはダイレクトに伝わるものですよね。
【母親】母の日のメッセージ例文
伝えたい主テーマ別に4パターンの例文をご紹介します。
これをもとに、自分らしさを生かしたアレンジにしてみてくださいね。
① 感謝の気持ちを伝える例文
「お母さん、いつも美味しいご飯を作ってくれてありがとう。毎日当たり前のように食べてるけど、感謝しています。また一緒にお出かけしようね。」
「いつもありがとう。一人暮らしを初めて、改めてお母さんのありがたみがわかりました。これからも元気でいてください。」
「お母さんが私のお母さんでよかったです。生んでくれてありがとう。いつまでも元気でいてね。」
② 健康を気遣うタイプのメッセージ例文
「お母さんへ。 いつも若々しくて明るいお母さんは私の自慢です。毎日家事や家族の世話で休む暇もないですが、あまり無理はしないでね。たまにはゆっくり休んでください。これからもずっと長生きしてね。」
「お母さん、いつもありがとう。これからもまだまだ面倒をおかけしますがよろしくお願いします。膝の調子はどうですか?痛いときはちゃんと言ってね!病院付き合うよ。オススメの可愛いマッサージ機を送りますので使ってみて下さい。」
③ 思い出やエピソードを添えるメッセージ例文
「昔はいつも反抗してひどいことを言ってごめんなさい。最近になって素直にお母さんのすごさやありがたさを感じるようになりました。これからはその分も合わせて親孝行したいなと思います。家事と仕事で毎日忙しそうだけど、あまり無理をしないでね。今度一緒に旅行でも行きたいです。」
「高校卒業まで毎日毎日お弁当を作ってくれてありがとう。お母さんのお弁当は見た目もきれいでとても美味しくて、お弁当の時間が楽しみでした。これからは自分でがんばって作るので、また色々教えてね。これからもよろしくお願いします。」
④ 尊敬の気持ちを伝えるメッセージ例文
「子どもができて、お母さんの大変さやありがたさが身にしみて分かるようになりました。今まで本当にありがとうございました!これからも私のお手本として頼りにしています。いつまでも元気でいてね。」
「毎日仕事と家事を両立して頑張っているお母さんのこと、尊敬しています。私もこんな風になれるかな。お休みの日はゆっくりしてね。私もお手伝いします。これからもよろしくお願いします。」
【義母】母の日のメッセージのポイント
感謝の気持ちを伝えることには変わりまりませんが、あまりフランクになりすぎず日常のお礼をおりこんだ手紙を書くのがいいでしょう。
特に結婚して初めての母の日は特に緊張するかもしれません。
義理のお母さんとのより良い関係を作り上げるためにも、このような機会を大切にしたいですね。
① 手書きで書く
手書きのメッセージは何よりも心が伝わるものですよね。
文字の上手い下手は関係なく、ゆっくりと丁寧に感謝の気持ちを込めて書くことが、相手に対する思いやりともいえそうです。
受け取られた義母さんもきっと心が温かくなることでしょう。
② お母さんと書いたほうがいい!
確かに義理のお母さんなのですが、手紙においてはあえて『お義母さん』と書く必要はないでしょう。
せっかくの距離を縮めるチャンスにしては他人行儀な感じがしてしまいますので、『お母さん』と書くのが好ましいでしょう。
第3者に関係性を伝える目的で使い分ける以外は、区別をする必要はなさそうです。
③ 旦那さんの名前は「〇〇さん」と書く
お義母さんにとっては、旦那さんはあくまで『息子』です。
手紙においては『旦那が・・・』とか、普段の呼び方を使うのは好ましくないでしょう。
『○○さん』と、名前にさん付けで書くことが大切です。
例えばプレゼントをに添える手紙であれば『○○さんと一緒に選びました』とあると、きっと喜ばれることでしょう。
(1)小見出し 敬語で書くようにする
基本的なことになりますが、お義母さんへの手紙は敬語で書くのが好ましいでしょう。
毎日顔を合わせていて親しい関係を既に築けているとしても、改めて手紙を書くとなると話は別になります。
親しみを込めたようでも、ある程度の礼儀を保って敬語で書くことが大切でしょう。
④ 日頃の感謝や気遣いを素直に伝える
実母とは違った視点での手紙になりますので、立ち入った内容というよりは日頃の感謝や気遣いを前面に出したものにするのがいいでしょう。
色々なエピソードも交えつつ、自分がありがたいと思っていることを素直に伝えてみたらいいのではないでしょうか。
見出し 【義母】母の日のメッセージ例文
義理のお母さんに対しての日頃感謝の思いを、素直に丁寧に書くのがいいでしょう。
相手との距離感や会う頻度により3つのパターンを用意しました。
① よく会う義母の場合のメッセージ例文
「お母さん、いつも細かなお心遣い本当に感謝しております。まだまだ至らない点が多いとは思いますが、色々教えていただけたらうれしいです。これからもよろしくお願いいたします。」
「いつも私たち2人を気にかけていただき、ありがとうございます。この前頂いたお料理、本当に美味しかったです。まだまだお母さんの味には及びませんが、色々教えていただいて○○さんを喜ばせたいと思います。これからもよろしくお願いします。」
② 遠方に済んでいる義母の場合のメッセージ例文
「お母さん、いつも私たちのことを気にかけて下さりありがとうございます。お母さんが送って下さるお野菜、本当においしくて助かっています。日頃の感謝の気持ちをこめて○○さんと一緒に選びました。気に入っていただけるとうれしいです。またお会いできるのを楽しみにしております。お体に気をつけてお過ごしください。」
③ 孫がいる場合のメッセージ例文
「いつも子どもたちのお世話を助けてくださり、感謝しております。仕事が忙しくて帰りが遅くなる時などには本当に助かります。子どもたちはおばあちゃんの作るおやつが大好きで、『今日はおばあちゃんのところにはいかないの?』といつも言っています。これからもご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。」
まとめ
母の日は、いつも言えていない『ありがとう』の気持ちを伝えられる素敵な日ですよね。
言葉でつたえるのももちろんいいですが、ちょっと手間をかけてメッセージを書くと、感謝の気持ちがよりしっかりと伝えられそうですよね。
日頃思っていることや感謝の思いを、素直な自分らしい言葉で手紙にしてみて下さいね。
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