長い冬が終わって、春のいい季節の息吹を感じたと思ったら、今度は汗ばむ季節がやってきます。待ちに待った夏が近づいているということですよね。

振り返ってみると、一年で一番いい季節は、春?かと思っていましたが、今は花粉症や風が強い日が多くて、いいのか悪いのかってことになりますが、そうなると秋が一番過ごしやすいのでしょうか。さて、今年の梅雨の時期はいつ頃になるんでしょうか。調べてみました。

 梅雨の時期はいつ頃2017!梅雨の時期のあれこれ

梅雨の時期は、いつ頃になるか地域によって違いますが、ここでは、関東と甲信地方の梅雨入りや梅雨開けについて紹介していきます。去年の梅雨の頃の雨量は、平年の7割ほどだったようです。

梅雨はうっとうしいものの、水不足につながる恐れもあるので、うっとうしくても、降る時は降ってもらわないといけないものなのかもしれませんね。そもそも梅雨入りや梅雨明けは、何を基準にして発表されているのでしょうか。

 梅雨入りの目安と「梅雨入り、梅雨明け」の確定

気象庁が公開している梅雨入りや梅雨明けには、いつという確定するような文言は、気象庁でも発表していません。そのために○日頃、といった「頃」という言葉を使っているようです。

梅雨入りの目安は、比較的天気のいい日が続き、比較的雨が多くなって、日照時間が少なくなってきた時期に入るまでの、移り変わりの時期が5日間ほどあります。この5日間の真ん中の日を、梅雨入りの日としています。

また、確実に梅雨入り梅雨明けが確定するのは、9月にその年の結果を再検討して修正されたあとに決まります。

梅雨 時期 2017

 梅雨の予報と梅雨明けの予報

梅雨入りも梅雨明けのほうも、それぞれの地方にある気象台が観測している結果を含めて、1週間後までの予報を組み合わせることで、その時期を決めています。

初夏の晴天が続いている日から、その後数日間は天気が雨模様に変わるだろうと予想=中期予報を出して、その予報通りに実際に雨が降った場合を梅雨入りとしています。

一方、梅雨明けのほうも、雨の日がずっと続いている中で、中期予報でこのまま晴天が続くと予報をして、最初に晴れた日を梅雨入りにしています。

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 今年2017年の関東の梅雨入り予想

ここでの予想は、過去66年の天気データを掘り下げて、関東の梅雨入り時期はいつ頃なのか予想してみましょう。気象庁の関東地方の1951年から2016年までの梅雨入りの時期のデータには、もっとも早い梅雨入りが1963年5月6日頃となっています。

5月ですからかなり早いですよね。そして、もっとも遅かったのが2回あり、1967年と2007年の6月22日頃だったようです。平均は、6月8日頃となっています。データを見てみると、少しずつ関東の梅雨に入る時期が早くなっているのがわかります。

さて、2015年は、6月3日に梅雨入り、去年の2016年の梅雨入りは、6月5日になっています。66年分の気象庁のデータを近年の梅雨入り傾向を照らし合わせてみると、2017年の関東の梅雨入りの時期は、約6月2日頃から6月12日頃となっているようです。

 2017年の関東の梅雨明け予想

ここでも、66年の過去データを見てみると、もっとも梅雨明けが早かったのが2001年の7月1日頃となっています。もっとも遅かった梅雨明けが、1982年8月4日頃でした。66年間の梅雨明けの平均日は、だいたい7月20日頃になります。

梅雨入りと同じく梅雨明けの方も、少しずつですが遅くなっている傾向があるようなので、その分、関東の梅雨の時期が長くなる傾向にあるといえるのかもしれません。

ここでも一昨年の2015年の梅雨明けを見ると7月10日、2016年の去年は、7月29日が梅雨明けとして確定しています。これらのすべてのデータをベースに予想すると、2017年の関東の梅雨が明ける時期は7月15日頃から7月25日頃と予想をすることができます。

まとめ

以上です。今年2017年の梅雨入りと梅雨明けについて紹介しました。ここに掲載した内容は、過去のデータを元にしているものなので、大幅に変わる可能性もあります。毎年、梅雨の時期は湿気が高くジメジメしますが、近年、洪水のような天候になることもあります。雨が降っているからと喜んでいいのか、降らなければそれはそれで渇水の原因にもなりますよね。昔の人たちは、雨が降らないことを嘆いて、神様に雨が降るように雨乞いをしたといいます。たとえ、うっとうしい雨でもやっぱり梅雨の時期は必要ですよね。

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