小さいお子さんがいれば、小ぶりの笹などを学校からもらってくることが多いかと思います。短冊を飾って、お子さんとちらし寿司でも食べて7日の夜になったら、もう処分しますよね。

細かく切って処分するのか、神社でお焚き上げてもらうのか。そのときに、これって竹?笹?って疑問に思うみたいです。そこで、今回は、七夕の飾りで使う竹と笹について紹介します。また、笹には小型の種類が多いようです。

七夕で使う竹と笹ってどう違う?種類は?

そもそも家で七夕をするときに、竹にするの?それとも笹にするの?と迷ってしまう方もいるかもしれませんが、正直、どちらでも大丈夫です。

七夕の時期になると花屋やホームセンターで小さいものが売られているので、大きさが合うものにしましょう。さて、ここでは、七夕で使う竹と笹はどうちがうのか、どんな種類があるのか調べました。

 竹と笹、どう違う?

竹と笹は、同じイネ科のタケ亜科に属しています。見た目も生態も似ていて、どちらも地下茎といって、土の中で育って繁殖していく植物です。成長すると茎自体が、木質化する特徴をもっています。

違いはいろいろありますが、竹は基本的に暖かい地域に分布していますが、笹は寒さにも強いので寒冷地にも分布しています。

七夕 竹 種類

 笹は小型な種類が多い

見た目は、区別がつかないんですが、笹は竹と比較すると小型の種類が多いのが特徴です。その点、竹は比較すると大型の種類が多いです。七夕に、笹を使うか竹にするかは、簡単にいうと、身近なところに竹があればそれを使う。

笹があれば笹を使うといったように、各地の七夕でもどっちにするかは、それほどこだわりを持っていないことが多いようです。ただ、家庭の七夕で飾るものなら、笹がだんぜんおすすめです。

小型が多いことと、小さければ処分もしやすいですよね。家で使うものであれば2mから3mぐらいのものがいいですよ。また、笹はネット通販でも購入することができます。笹を立てかける筒などがセットになっているものもあります。

 終わった笹の葉は?

冒頭にも書きましたが、笹を処分するときには、細かく切って捨てるか、もしくは神社でお焚き上げを行っているところもあります。ここでは、笹をどうするかその方法を紹介しておきます。

また、本来神事ごとで使われている笹の葉は、水に流す習わしもあるようですが、地域で行っているなら大丈夫ですが、そうでなければ、むやみに川に流すことはやめておいたほうがいいようです。

笹 七夕 竹 種類

燃えるごみ

燃えるゴミで出すときには、細かくしてからゴミ袋に入れてから出すのが一般的です。このときに、素手でやるときには注意してくださいね。笹の葉っぱを素手で強く持つと、指が切れることもあります。

軍手などをして細かくカットしましょう。ただし、その自治体によっては、笹を禁止している場合もあるので、事前に調べておく必要があります

 神社でお焚き上げ

七夕の時期に、神社によっては笹をお焚き上げしてくれるところもあります。また、笹につるした短冊などを記念に家に取っておく方もいるかもしれませんが、笹と一緒に短冊もお焚き上げしてくれる神社もあるようです。

一緒にお焚き上げをしてもらって願い事を叶うようにという意味でお焚き上げするようです。

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広い場所で燃やす

神社に持って行くまでもなく、広い場所などで燃やすことも大丈夫です。お焚き上げは、燃やすことで天まで願い事を届きますようにという意味合いがあります。

ただし、煙も出るので、あらかじめ近所の方に声をかけるなどしておいたほうがいいですよ。また、一人ではなく家族の人と一緒に燃やすなど、火事にならないよう十分注意してくださいね。燃やす時には、必ずバケツに水をくんで近くに用意しておきましょう。

まとめ

いかがでしたか。七夕で使う竹と笹ってどう違う?種類は?と題して紹介しましたが、参考になっていただけたでしょうか。笹と竹をよく見てみると、笹の葉っぱの模様が若干違うのがわかります。でも、やっぱりよく似ていますよね。笹も竹も気になる匂いもしないので、家に飾っておきたいですが、しばらくすると枯れるようですからその前に処分したほうがよさそうです。

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