日本の七夕は、もともとは中国から渡ってきた行事の一つです。それも奈良時代とのこと。そんなはるか昔から、七夕は私たち日本人に親しまれていたんですね。
さて、七夕情人節は、近年、新しいバレンタインデーとして、若い人たちの間では、賑やかなイベントも開催されるようになっているようです。中国では、プレゼントというものは、男性から女性に贈る物とされているので、七夕の時期も男性が女性にプレゼントを贈ります。どんなものをプレゼントしているのでしょうか。
目次
中国の七夕情人節!どんなプレゼントを贈っているの?
中国の「一人っ子政策」があることはご存知ですよね。その弊害で中国では女の子が少ないようなんです。ということは、圧倒的に女性が優位に立っているということになります。
そのために、七夕情人節では、何とか女の子を射止めようと、こぞってプレゼントを贈るようです。さて、そんな数少ない女の子を射止めるために、どんなプレゼントを贈っているのでしょうか。調べてみました!
七夕情人節は、男性にとっては恐怖!?
前章でも紹介したように、数少ない女子をゲットするには、かなりプレゼントを慎重に選ぶ必要があるようです。
中国では、この時期に合わせて、高級品やダイヤモンドなどの広告が出るなど、プレゼントを贈る男子をお客にするために、お店の方もどんどん盛り上げているところもあるようなんです。
そうなれば、男性にとって恐怖のイベントにもなりかねませんよね。また、プレゼントだけではなく、雰囲気を盛り上げるロマンチックなデートも用意しなければなりません。
どんなプレゼントを贈っているの?
さて、では早速どんなプレゼントを贈っているのか、見ていきましょう。
中には「お金」という言葉も並んでいます。これを読んでいる日本男子は、ええ!?とびっくりしているんじゃないでしょうか。
バラ
バラの花束は、どの国でも共通で愛する人に贈るプレゼントとしては一番ベストなお花ですよね。バラにはロマンチックな気持ちにしてくれる花としては、一番といっても過言ではないかもしれません。
中国の七夕でもこのバラが定番になっているようです。それを見越して、花屋さんも稼ぎますよ!七夕が近づくと、バラの値段は一気に上がって、通常は1本6元から10元ほどで、日本円にすると100円から170円ぐらいになります。
ところが、七夕の当日になると、倍以上に跳ね上がります。だいたい40元から60元になるようです。日本円にすると、660円から990円にもなるようです。それでも、七夕のイベントには、バラは欠かせませんよね。
女性に人気のアクセサリーや化粧品、洋服
中国の女性も、日本の女性と同じく、お金をかけるのはアクセサリーや化粧品や洋服です。
お店では、七夕の時期に合わせて「バレンタインセット」になるものが売られたりするそうです。
お金をプレゼントすることも
ここ最近は、プレゼントをお金にすることもあるようです!また、電子マネーの「支付宝=Alipay」や「微信銭包~WeChat wallet」を使って贈ることもあります。
そのときの金額なんですが、これもちょっとシャレていて、「我爰你=あなたを愛しています」の言葉の意味を表す数字<520>に掛け520元を贈ることが流行っているようです。520元は、日本円にするとだいたいですが、8,600円ほどになります。
これにはもう一つお話が!電子マネーの「紅包」は、通常は送信制限が上限200元としています。ところが、このバレンタインデーだけは、上限が520元にあがるそうなんです!!企業側も、ここが稼ぎ時として狙っているんでしょうが、男性は大変ですよね!!
映画鑑賞とディナーで演出
男性には、七夕の日は、ロマンチックな演出が求められるそうです。ちょっとドレスアップして雰囲気のある高級なレストランでディナーを楽しんで、映画館へ!そして、たくさんの観客がいる前でプロポーズをするのが理想的なんだそうですよ。
まとめ
以上です。中国の七夕人情節にはどんなプレゼントをしているのかを中心に調べました。これを読んでいると、私たち女性はうらやましい限りですが、男性は日本人であることにホッとするかもしれませんよね。
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