日本以外の国でも、ジメジメしてよく雨が降る、気温差が激しい梅雨の時期があります。今回は、その中でも台北の梅雨について調べてみました。まず、台北のことについて少し紹介します。台北は、中華民国の首都です。台北の中心部には高層ビルなどが建ち並んでおり、近代的な都市が形成されています。
商業や工業などの面で見ても様々なものが都市に集まっていて、アジア屈指の世界都市でもあります。
台北は北緯25度付近の東アジア大陸と太平洋のあいだに位置していて、モンゴル高気圧と温暖で湿潤な特徴を持つ太平洋高気圧の影響を受けた気候になっています。
気候は、日本の沖縄と同じ亜熱帯気候です。
また、台北は四季の変化が顕著な地域でもあります。
一般には3~5月が春、6~8月が夏、9~11月が秋、12~2月が冬とされており、日本と同じように自然の変化に富んだ地域です。
季節によって自然の変化を見ることができるということで、日本のようにその時期特有の観光を楽しむことができます。
台北のことについて紹介したところで、次の段落からは台北の梅雨についてまとめていきます。
台北の梅雨の特徴は?
台北の梅雨の時期の気温は、雨が降っている時は25度前後で、気温はそれ程高くなくありません。
しかし、一度雨が止んで陽が差したりすると、30度程度まで気温が上がり、非常に蒸し暑くなってしまいます。
その他、台北では梅雨の前の時期に水不足が問題になることがあります。
梅雨の前の水不足の問題は、梅雨がくると雨がたくさん降って川などが増水するため、梅雨に降水量がしっかりと増えるために解消されることが多いです。
日本では梅雨の時期に雨が十分に降らないことで水不足になってしまうことがありますが、台北では梅雨の前に水不足で困ることがあるようです。
面白いですね。
また、台北の梅雨はとても湿度が高くなるため、室内には加湿機が欠かせなくなるなど、日本の梅雨と同じような悩みがあるということも分かりました。
次に、日本と台北の梅雨の違いをより深く知るために、日本の東京と、台北がある台湾の、梅雨の時期の温度と湿度について調べてみました。
日本の梅雨にあたる6月の、台湾と東京の気温、降水量、湿度を比べてみると、気温はおよそ7度から8度程度、台湾の方が東京よりも高くなっています。
日本の梅雨よりも、台湾の梅雨の方が暑さが激しいようです。
また、降水量も台湾の方が少しですが高いです。
降水量が台湾の方が日本よりも高くなっている理由は、日本の梅雨の時期は毎日シトシトと雨が降り続くイメージですが、台湾の場合は大雨になったと思ったら、急に陽が差して気温が高くなるなどの、天候の変化が激しくなっているからです。
天候の変化が激しいため、東京よりも台湾の方が湿度が少し高くなっています。
同じ梅雨でも、日本と台北の梅雨には若干の違いがあるようです。
次は、台北の梅雨の時期についてまとめていきます。
台北の梅雨はいつ?
台北の梅雨は、毎年だいたい5月下旬〜6月中旬です。
台湾ではどこの都市も同じ時期に梅雨入りするので、台湾旅行に行く際は、5月下旬〜6月中旬を避けることで快適に旅行ができます。
梅雨の時期に行く場合は、激しい天候変化に体調を崩してしまわないように、十分注意してください。
台北では遅くとも6月中旬頃には梅雨明けをします。
梅雨明け後には美味しい台湾の果物を楽しむことができます。
まとめ
台北の梅雨は、日本の梅雨と違った特徴を持っていることが分かりました。
日本の梅雨とは違い、激しい雨が一時的に降って、強い日がさしたりすることが1日のうちにおきるなど、台北の梅雨の時期は体調管理がとても難しいです。
旅行に行く際には、なるべく台北の梅雨の時期は避けた方がよいでしょう。
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