京都の祇園祭は、夏の風物詩。テレビでも全国的にながれているお祭りではないでしょうか。さすが京都の歴史のあるお祭りだけあって、厳かな雰囲気もある情緒あふれるお祭りですよね。祇園祭には、毎年すごいたくさんの人が、全国から集まって来るために、すごいことになります。

それでなくても、普段から外国からの観光客も多い京都です。この時期の京都はアツイですよね!ところが、祇園祭が面白くないという方もいるようです。さて、なぜでしょうか。

祇園祭って面白くない?

祇園祭が面白くないという方には、お祭りそのもの以前に、たくさんの人が集まることから、身動きが取れなかったり、車が渋滞したりということもあるようです。

日本三大祭りの一つでもあることから、期待してきてみたら、意外に地味?なお祭りという印象を持つ方もいるようです。さて、どうなんでしょうか。お祭りには何を見に行くか、どんな角度からお祭りを楽しむのかにもよるかもしれませんよね。

日本三大祭り:祇園祭

祇園祭は、八坂神社の祭礼であり「大阪の天神祭」「東京の神田祭」共に日本三大祭りとして有名なお祭りです。その歴史はとにかく古く、豪華な祭りとしても知られています。

もともとは、1100年前、気の遠くなるような昔、神泉苑に日本全国の国の数分の「鉾」を66本立てて、祇園の神を祀って災害や厄除けを祈るお祭りとして祇園御霊会を催したのが始まりといわれています。祭りのハイライトといえば、前祭と後祭の山鉾巡業になりますが、花笠巡業も見応えがあります。

 花笠巡業も圧巻

「山鉾巡業」と同時に、練り歩くのが「花傘巡業」です。花笠巡業は、子供たちの神輿を先頭にして、その後ろを花傘を被った女性の方たちや武者行列、そして、大きな花傘の台車が練り歩きます。

他にも獅子舞や、さらに各花街の芸舞妓さんたちを乗せた曳き車などが後を続き、総勢1000人近くもの人が参加しています。かなり見応えがあります。

祇園のお囃子の音色に合わせて歩く姿は、やっぱり京都ならではの情緒あふれる風景ではないでしょうか。また、花街の芸舞妓さんたちの衣装も、きれい!なんて声がでるほど豪華絢爛です。

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 祇園祭が面白くないワケ

さて、冒頭から、祇園祭の魅力をざっくりと紹介しましたが、なぜ、祇園祭が面白くないのかネットなどを調べてみると、まず、盛り上がりがいまいちよくわからないということなんですね。

だんじり祭りのような盛り上がりもなく、テレビで見ている分にはいいけれど、実際見に行くと、地味なお祭りという印象を持つ方もいるようです。さらに、周囲が渋滞してしまうことなどの不満もあるようです。

お祭りをどの角度で楽しむ?

お祭りには、いろんな楽しみのポイントがあるかもしれません。たとえば、だんじりなら、こちらも手に汗を握るほどの興奮もあって、一緒に参加しているような気持になりますよね。

もしくは、青森県のねぶたのように「ラッセラ!ラッセラ!」の掛け声で、お子さんから年配の方まで、飛び上がるように踊る祭りも、掛け声が見ている側にも響いてきて、その熱気がまたまた面白いところです。

一方、京都の祇園祭は、歴史があって伝統のあるものです。そんな山鉾や花笠巡業などを見て楽しむお祭りになります。確かに、見るだけではありますが、そんな古きよい日本を代表するお祭りを目で楽しむのが祇園祭になるかもしれません。

要は、どんな角度からお祭りを見るか?かもしれませんよね。

 お祭りで出店もサブメインの一つ

お祭りでは、出店も一つの楽しみでもありますよね。出店を回りながら夏の風を感じるのは、やっぱり日本のお祭りならではです。人がたくさんいて厳しそうなら、ちょうど山鉾や花笠巡業から少し外れた場所から見てみるのもいいかもしれません。

もしくは、その間に出店を見て回るのはいかがでしょうか。日本の祭りの楽しみ方は人それぞれ。参加型のお祭りにするのか、その艶やかな祭りを見て楽しむのか。見る角度にもよりますよね。

まとめ

いかがでしたか。祇園祭が面白くないというネットの声などで、思わず祇園祭について書いてみました。京都に旅行に行くと、お寺や神社がたくさんあって、静かに時間を過ごすことも可能です。京都は、やっぱり日本の大切な古都にもなりますよね。その京都のお祭りは、京都の情緒を感じて楽しむお祭りかもしれません。

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