さて、梅雨はうっとうしくて、雨はきらい!なんて方もいますよね。梅雨は確かにうっとうしいことが多いですが、この時期に雨に濡れながらきれいに咲く花もあります。そんな花を目当てに出かけてみるもいいですよね。

梅雨の時期になるとついつい家にこもりがちになってしまうところがあります。こんな季節だからこそ外に出て、自然などに触れることでストレス発散ができるのではないでしょうか。

ここでは、関西にスポットをあて、お花の名所を紹介します。

梅雨はお花の名所を訪ねよう!関西

梅雨の時期にきれいな花びらを咲かせてくれるお花には、どんなのがあるのか調べてみると、父の日に贈るバラもこの時期にきれいな花を見せてくれるようです。そして、一番知られているのがあじさいですよね。

雨に降られて揺れている様子は、可憐としか言いようがありません。そんな花の名所を訪ねてみましょう。

 兵庫県/大野アルプスランド

プラネタリウムを楽しむことができる猪名革天文台に行くなら、ぜひ寄ってほしいのが大野アルプスランドです。ここは、猪名川渓谷県立自然公園にも指定されていて、標高753mの大野山に位置する広い公園です。

ここの見事なところは、7月上旬のあじさいの見ごろになると山腹に1万6,000株ものあじさいが咲き誇り、小野山に彩を添えるようになります。また、あじさいを楽しみながら、山上に登れば大阪湾まで一望できます。

その絶景にしばらく声が出ないかもしれません。山とあじさい、海と自然、どれが欠けてもこれだけの景色は見られませんよね。近くでは、バードウォッチングを楽しめる場所やキャンプ場などもあります。お子さんを連れて行ってみてはどうでしょうか。

場所:兵庫県猪名川町柏原字尾野ヶ獄1-1

 和歌山県/あじさい曼荼羅園

あじさい曼荼羅園は、1,300年の歴史を持つ、救馬溪観音(すくまだにかんのん)が運営しているあじさい園です。シーズン中は、敷地内に約120種、1万株の鮮やかなあじさいたちが揃って花を咲かせます。

ここでのあじさいは、長い歴史をもつ救馬溪観音をやさしく見つめるように穏やかに咲いています。ここにくると心があらわれるような気持になりますよ。

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日頃、家の近くを歩いて見るあじさいとは、まったく趣が違うので、あじさいに対する気持ちが改まるかもしれません。ぜひ一度訪れてみてください。雨の日でも静かにたたずむあじさいが一層華やかにみえますよ。

場所:和歌山県上富田町生馬313

 奈良県/矢田寺

なぜかここのあじさいを見ると、やっぱりあじさいは奈良が似合うと思ってしまうかもしれません。こちらのお寺は、日本最古の延命地蔵菩薩が安置されていることでも知られていて、長い歴史がところどころに感じられ、地元の方にも親しまれている古寺になります。

あじさいは5月中旬には咲き始めたかと思うと、あちこちのあじさいが咲き始めます。境内の厳かな雰囲気をあじさいの花が和やかにしてくれるような、そんな情緒があふれるお寺です。

心をリフレッシュしたいと感じてあじさいを見に行くつもりなら、この矢田寺がおすすめになるのかもしれません。

場所:奈良県大和郡山市矢田町3549

 京都府/舞鶴自然文化園

こちらのあじさいも見事ですよ。ここでは、あじさいと舞鶴湾も眺望することができます。標高200mに位置するここの公園は、あじさいの生育にも最適な土地柄のようで、約100種類10万株のあじさいが、谷間一面を埋め尽くすように咲き誇ります。

展望デッキから舞鶴湾を望むことができることから、多くの人が訪れるようです。

場所:京都府舞鶴市多称寺24-12

 大阪府/府民の森 ぬかた園地

あじさいを見ながらハイキングができる場所がこのぬかた園地。ここのあじさいは、大阪府の中でも最大規模となっていて訪れる方も多いです。30数種2万5千株以上のあじさいが、プロムナード沿いに咲き乱れ、その間を散歩しながら見て歩けるところがいいですよね。

場所:大阪府交野市大字私部3192-1

まとめ

いかがでしたか。関西にスポットをあてお花の名所を紹介しましたが、自宅から行きやすい場所がありましたでしょうか。梅雨の時期だからこそ生き生きとして咲くことが出来る花を見ることは、私の心にも何か響くものがあるはずです。ぜひ花を訪ねて出かけてみてください。

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