慢性的に頭痛に悩まされている女性は多いですよね。それでなくても生理痛から毎回頭痛になっている人もいます。いつからか、頭痛の原因には天候も関係することがよくいわれていますよね。
それが、気圧です。特に雨の多い梅雨の時期は、この気圧によって頭痛が起きる人が多いようです。
さて、ここでは、梅雨の時期の頭痛について調べました。
目次
梅雨の時期の頭痛!天候が頭痛の原因となるメカニズムとは
天気や天候、いわゆる気象が原因で起こる体の不調は、近年認知されてきたもので、気象の変化が症状を発生させるといわれています。もしくは、すでに疾患を持っていたら、気象によってますます悪化するといわれているんですね。
梅雨の時期に頭痛が起きるのも、噂とかではなくはっきりとした原因なっているようです。天気が悪いと古傷がうずく!なんて言葉もあるぐらいです。
梅雨の頭痛
先に紹介したように、気象によって体に何らかの異常がでることはわかっているようですが、その中でも梅雨の曇りがちや雨の多い梅雨の時期は、頭痛が頻繁に起こる方がいます。これに関しては、はっきりとした医学的な解明には至っていないようです。
ただ、気圧によって、自律神経の働きが乱されること、湿気の多い時期であることから、体内に余分な水が溜まりやすくなることと、体が冷えてしまうことでの血行が悪くなったり、代謝が悪くなること、そして、気圧の変化が血管を収縮させたり拡張することで起こる、ことではないかとされています。
梅雨の時期の体調不良
梅雨の時期は、「だるさ」・「頭痛」・「冷え」などがあげられるようです。この時期は、もともと持っていた古傷がいたむことや、食欲不振、疲れがなんだかとれにくいなどの体調不良を実感している方も多いようです。
このように気象によって体になにか異常が起きることを、気象病と呼ぶこともあるようです。
梅雨の頭痛は90%もの人が感じる
いろいろ調べてみると、梅雨の時期の頭痛を訴える人は、痛みは小さいものから大きいものまで合わせると90%近いほどの人が感じるようです。
自分だけではなかったんだとびっくりされる方も多いのではないのでしょうか。低気圧の日は、体の中の循環も悪くなってしまい、血流の低下になってしまうようです。さらに新陳代謝の低下にまでつながることがあるようです。
天候が頭痛を起こすメカニズム
まず、天候と頭痛の話をする前に「気圧」の話をする必要があります。気圧には「低気圧」「高気圧」という言葉をよく聞きますよね。ざっくり説明すると、低気圧というのは、空気の圧力が低いことを表します。
気圧は、大気の重さが地面にかかる圧力を示すものです。ということは、低気圧だと、私たちの体にかかる空気の圧が低いことがわかりますよね。この気圧が低くなると、脳の血管をおさえていた圧力が下がります。
圧力が下がると血管が広がりやすくなってしまうんです。この血管が広がってしまうと、周囲にある神経を刺激することにつながっていきます。それで頭痛がおきてしまうというメカニズムなんです。
寒かったり暑かったりする梅雨は、自律神経が乱れる
梅雨の時期の体感は、湿度が高くてとにかくジメっとした空気が流れますよね。なのに、ときには肌寒いがあったりもします。かと思えば、晴れると気温がグッと上がって蒸しっとした暑さになることもあります。
この時期はカビも生えやすく、さらに、雨だから外に出るのもおっくになりますよね。これらのことが自律神経の乱れにつながる可能性があるようなんです。
暑かったり寒かったりするのは、梅雨だけではなく、外から急にエアコンががんがんと聞いている涼しい屋内に入ることでも自律神経が乱れるようですよ。
まとめ
いかがでしたか。梅雨の時期の頭痛!天候が頭痛の原因となるメカニズムとは、と題して梅雨の天候と頭痛について紹介しました。梅雨の時期はそれでなくても頭痛などが起きやすいようですから、日頃からよく眠る、よく食べる、外へ出かけるなどいろんな工夫が必要になりそうですよね。
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