今回は、大晦日に聞こえてくる汽笛を中心に紹介します。大晦日は、除夜の鐘を聞きにお寺に行ったり「ゆく年くる年」で鐘を聞くこともあります。でも、海に近い場所では港で一斉に汽笛を鳴らすカウントダウンがあります。
汽笛は、港の岸壁にぶつかってこだまするように、悲しげに聞こえるようなとても情緒のある汽笛を鳴らしてくれます。今年はこの汽笛を聞きに港を目指してみてはどうでしょうか。
大晦日の汽笛!横浜・神戸・横須賀の汽笛でカウントダウン!
横浜・神戸・横須賀と、どこもデートスポットにもなり観光地でもありますよね。
大晦日は、この汽笛を聞きながら新しい年を迎えようとする人がかなり集まってくるようです。
横浜の汽笛でカウントダウン
横浜の汽笛は、港に停泊してる船が一斉に汽笛を鳴らします。これは、毎年大晦日の風物詩になっています。ここで聞く船の汽笛は、鳥肌が立つほどの情緒あふれる汽笛になっています。
じっくりと身をおいて、もうすぐくる新しい年を、意外に厳かな気分で迎えられる汽笛になります。汽笛は、どこか物悲し気でノスタルジックな味わいのある音ですが、横浜という土地柄だからこそ、汽笛が合うのかもしれません。
この汽笛は、かなりの大音量なので、わざわざ海沿いまで行かなくても聞こえます。よりはっきり聞こえやすいスポットは「山下公園」・「赤レンガ倉庫」・「臨港パーク」などになっています。
この付近では、大きなカウントダウンのイベントのようなものは開催されることはないものの、横浜港の汽笛があれば、そんなイベントも必要なさそうです。また、横浜といえば「山下公園」ですよね。
山下公園といえば「赤い靴の童謡」が有名です。大晦日の日には、この山下公園で、カウントダウンをする市民参加型の「赤い靴の童謡」を歌う合掌などのイベントがあります。若い方向けではないものの、こんなところもノスタルジックな雰囲気を味わえる場所になっています。
横須賀の汽笛でカウントダウン
横須賀の汽笛でのカウントダウンも、地元の人から観光客まで多くの方に親しまれる汽笛になっています。また、汽笛だけではなく、年越しと同時に花火が打ちあがります。さらに、きれいにライトアップされた船が海面に浮かび上がる夜景も見応えがあります。
まさに、港ならではの魅力をフルに映し出すような演出をしてくれています。ただし、花火や汽笛などは、年越しのセレモニーとして行われるので、「0時から5分間」だけと、かなり短い時間になっています。
なので、こちらで汽笛を楽しみにいくなら、大晦日の夜の早い時間から行くのがおすすめです。早く行っても飽きることはありません。ライトアップされた日本艦船はなかなかのものですよ。
また、ステージパフォーマンスも行われているので、そんなステージを見ながら時間を過ごすのもいいかもしれません。港のライトアップのいいロケーションを探して、カウントダウンを待ちましょう。
神戸の汽笛でカウントダウン
神戸の港では、年越しに合わせて神戸港に停泊している船舶が、いっせいに汽笛を鳴らします。その音は、心に響くようないい音を聞かせてくれて、ちょっと感動してしまいます。
この汽笛は、阪神大震災があったときは、たくさんの方がこの汽笛に涙されたとか。ぜひ、この慕情あふれる汽笛を聞きにいきたいですよね。また、海の近くまでいかなくても、阪神間の山手ならだいたいどの場所からでも聞こえるようです。
さらに、その高浜岸壁での大観覧車では、カウントダウン表示がされて、よりいっそうカウントダウンの気分を盛り上げてくれます。かなり人でいっぱいになりますが、カウントダウンは、知らない人同志の一体感もあって年々人が増えているようです。
まとめ
いかがでしたか。大晦日の汽笛を鳴らす有名なスポット、横浜・神戸・横須賀の汽笛を中心に紹介しました。船の汽笛は、時代が変わってもどの世代にも訴えかけるような情緒のある音ですよね。賑やかにカウントダウンもいいですが、静かな場所での汽笛は、何とも言えない郷愁を感じさせます。
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